第31回エフエム岐阜番組審議会
第31回エフエム岐阜番組審議会(議長・矢橋修太郎委員長)が、3月14日(火)ソフトピアセンタービル会議室で開かれた。
会社から「4月の番組改編によって、平日朝夕のワイド番組で新たな出演者とスタッフを起用し、番組内容の充実を図り、リスナーに新しい風をお届けしたい」と今後の取り組みについて説明があった。
今回の番組審議は、
番組名 | 「恋する日本史」 |
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放送日時 | 2月4日、11日、18日、25日(土) 午前10時55分~59分 |
番組パーソナリティ | 神田蘭(女流講談師) |
趣旨 | この番組では「恋愛」をテーマに、講談師の神田蘭が女性視点で日本史を「劇談形式」で語ります。この「講談の新しい形」ともいうべき「劇談」という手法を導入し、SEやBGMをふんだんに使用し、過去の恋愛事情をわかりやすく、面白く、感動的に聞かせていく。 |
矢橋 修太郎 | 委員長 | 出席 |
土屋 照雄 | 副委員長 | 出席 |
広瀬 幹雄 | 委員 | 出席 |
地守 素子 | 委員 | 出席 |
車戸 美智子 | 委員 | 出席 |
杉山 道雄 | 委員 | 出席 |
陸田 いずみ | 委員 | 出席 |
委員会では、各委員から、次のような要望と意見が出されました。
- リズミカルな音楽・軽やかな話し方で楽しく聞くことができ、「講談」という楽しみ方は、ラジオに適していると感じることができた。
- 短い番組の中で、起承転結がないままに終わってしまい、消化不良に感じてしまった。
- 「恋する日本史」というタイトルで、「女性目線の日本史」とは言っていたが、結局「男性目線」で、女性の良さがわからなかった。今まで「男性目線の日本史」が多かったのに対し、「女性目線の日本史」を発掘する、というテーマ・コンセプトはとてもいい。
- 講談という手段で伝える以上仕方がないが、歴史に詳しくないため、何が史実で何が作り話かがいまいちわからなかった。
- 現在のように、情報が氾濫する現代で、嘘や思い込みが入ると情報の精度が落ちる。娯楽として、ということであれば楽しく聞けたかもしれない。ラジオが今何を発信するべきかと考えさせられた。