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可児市 美濃桃山陶の奥深さ
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■可児市美濃桃山陶の聖地■
今からおよそ400年以上前の安土桃山時代に、焼き物がさかんに生産されていました。
この地域で当時焼かれていた焼き物を、特に美濃桃山陶と呼んでいます。
日本で作られた国宝の茶碗は、2つしかないのですが、そのうちの1つ、
銘「卯花墻」が、可児市で作られたと言われています。
美濃桃山陶には、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部などとありますが、豊かな色彩が
施されているという特徴があります。これは当時、唯一美濃桃山陶だけ
なしえた最新の技術でした。
可児市久々利にある、荒川豊蔵資料館では、当時の陶片や豊蔵の作品をご覧いただけます。
また、豊蔵が実際に暮らした居宅や、陶房なども見学することができます。
4月11日(土)に、豊蔵の居宅で、豊蔵が作った茶碗でお抹茶がいただけるという
イベントがあります。なかなか豊蔵の作品は触れる事ができないので、大チャンスです。
応募は3月22日(日)までに可児郷土歴史館、荒川豊蔵資料館の2館に
入館することで応募券が受け取れます。
可児市の作家さんの作品は、可児駅前にある子育て健康プラザ(マーノ)という施設内の
「マーノショップ」で買うことができます。ぜひこちらも訪れてみてください。
詳しくは、荒川豊蔵資料館HPを、ご覧ください。