ミニオン・ボヤージュ
市之倉さかづき美術館とシトロエンC3
ボンジュール 笠井ゆかりです。
シトロエンC3に乗って、多治見の市之倉さかづき美術館をピックアップ。
多治見市の南端、瀬戸との境目に位置する「市之倉」は、1000年以上も昔から
窯の火を絶やさず焼き物を作り続けてきた窯元の集落です。
日本最大級の生産量を誇る美濃焼きの産地ですが、山間の小さな集落で交通の便が
悪く良質の原料に乏しかったので、少量の土で作ることができ、運びやすい盃や煎茶器の
産地となりました。
そして斬新で自由な発想をもって茶の湯の世界に新風を巻き起こした
戦国武将「古田織部」の精神を「オリベイズム」と称し、現代の生活全般に
反映させていく岐阜県のプロジェクトに基づいて、市之倉地区は幸兵衛窯をはじめ
点在する窯元を活かし、陶磁器が生産されるプロセスそのものと接することができる
「陶磁器の里・きわめの町」として位置づけられました。
産業観光の拠点となるべく2002年、市之倉さかづき美術館が開館。
美術館を中心にミュージアムショップ・ギャラリー・レストラン・陶芸体験施設・
陶芸にまつわる様々な文化講座・イベントなど町や陶芸を楽しんでいただける
プログラムを行っています。
市之倉という町のインフォメーション施設として、窯元めぐりを楽しんで
いただくためのご案内もしております。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りくださいね。
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