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御嵩町 城跡に残るあれこれ!

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■御嵩町 城にまつわる豆知識■

現存はしてませんが、御嵩町には全部で4カ所、城があったと伝えられています。

今回はそのうちの2カ所、「御嵩城」と小原城」をご紹介します。

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・御嵩城

権現山城と本陣山城があったとされ、2つ合わせて御嵩城と呼ばれています。(


この城の城主である小栗信濃守(おぐりしなののかみ)はもともと権現山城を使っていました。このお城は別名

「不落の霧隠城(きりがくれじょう)」と呼ばれており、権現山に住んでいたといわれる神様の使いの白蛇が、

霧を出して攻めてくる敵から城を守っていたためそう名付けられたといわれています。

しかし、小栗氏は見晴らしがよく防御に有利な本陣山に城を移しました。すると、

白蛇の力が得られなくなり落城してしまったと伝えられています。

現在、本陣山城址は御嵩城址公園、権現山城址は金峰ふれあいの森として整備されており、

旧状を止めなくなった部分もありますか、一部遺構を確認することができます。

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・小原城

小原集落の中央部にある白山神社の奥山一帯に遺構が残っています。規模は比較的小規模で、

小倉の姓を名乗る一族が城主であったと伝えられています。城は有事の際にのみ使われていたと

考えられており、普段は神社の近くにある屋敷で生活していたとされています。

また、この城が存在した小原・謡坂地域では様々なキリシタン信仰にまつわる遺物が

発見されており、城主の小倉一族がこれに深く関わっていたともいわれています。

この地域から発見されたキリシタン遺物の一部は御嵩町の中山道みたけ館で見ることができます。

詳しくは、御嵩町観光協会HPを、ご覧ください。