GIFUコレ!情報局42
岐阜市 幽玄の世界!長良川鵜飼始まりました♪
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■岐阜市 長良川鵜飼■
岐阜県の緊急事態宣言が解除されたことを受け、例年のスケジュールから11日遅れの
5月22日(金)から鵜飼が始まりました。今年の鵜飼休みである10月1日と、
増水等で鵜飼が実施できない日を除いて、毎日夜7時半ごろから開催されます。
長良川の鵜飼は日本で唯一皇室御用の鵜飼です。「ほうほう」という鵜匠の掛け声とともに、
10~12羽の鵜を見事な手縄さばきで操り、息の合った動きで鵜が鮎を捕らえます。
6艘の鵜舟が川をゆっくりと下り、篝火の灯りが水面を照らす光景は、
とても幻想的で幽玄の世界を体感できます。
約1300年以上の歴史があることになります。清流長良川は、織田信長公や、徳川家康公など
時の権力者にも愛され、こんにちまで大切に守られ続けられてきました。
また、その幻想的な情景は多くの文化人にも愛され、著名な人物が見物に訪れました。
「おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という有名な俳句は、松尾芭蕉が鵜飼を
見物して残した名句です。また、名優チャールズ・チャップリンは2度、見物に訪れています。
現在、鵜飼観覧船は運航していませんが、長良川の河岸から鵜飼を眺めることができます。
船で見るよりも距離はありますが、その分、鵜舟の動きを全体的にみることができるため、
漁の動きがわかりやすいです。特に川幅いっぱいに船を広げて鮎を追い込むクライマックスの
「総がらみ」は、いつも以上に迫力がありますよ。また遮るものがないので見通しがよく、
写真撮影を行いたい方にはうってつけです。
鵜飼観覧船については現在のところ6月8日(月)から予約受付開始。
6月13日(土)から運航再開の予定となっております。
飛沫感染防止の観点から、船内での食事や飲酒を行わない方式での運航となります。
そのほか、感染症対策のため、例年とは運航方法が大きく異なります。
詳しい情報については市の公式HPでご確認下さい。
ご乗船の際には、安全に鵜飼観覧を行うため、感染防止対策にご協力をお願いします。
・「長良川うかいミュージアム」
世界でここだけの絵巻物型のスクリーンがあり、原寸大の鵜舟と音響・照明との総合演出で
大きな絵巻物の中に入り込むような映像を体験できます。こちらでは、鵜匠と鵜の1日や
鵜飼漁の流れ、川の中での鵜の動きなどについて、模型や映像などを使って楽しく学ぶことができます。
マスクを着ける、人と一定の距離を保つなど感染防止対策を行って頂いたうえで、
岐阜市の夏の風物詩、「ぎふ長良川の鵜飼」をお楽しみください!
詳しくは、岐阜市HPを、ご覧ください。