【終了】学校では学べない授業~高校生x若手リーダー~
大垣日本大学高等学校×日本耐酸壜工業(株)代表取締役社長 堤健さん(第42回)
第42回放送「学校では学べない授業~高校生×若手リーダー」
この番組は岐阜県内の高校生が、地元岐阜県内の企業や団体など、
最前線で活躍する「若手リーダー」と熱く、本音で語り合います。
ナビゲーター:岐阜協立大学 学長 竹内治彦
今回のシリーズは、
大垣日本大学高等学校の生徒さん×日本耐酸壜工業(株)代表取締役社長 堤健さんが登場!
(7月12日・19日・26日・8月2日)
収録の際は、三密にならないようソーシャルディスタンスをとり、
飛沫防止対策のアクリル板を設置して行いました。
今週は、高校生の2人から堤さんに質問。
■新しいビンを作るのと、ビンを洗って再度使う(リユース)するのとでは
コストなどどちらが効率的なのか?
→コストの面では、ビンを何回も使った方がビン代は安く済むので、
リユースの方が使う側からするとメリットが大きく感じる。
ただ、もう一度使うとなると、回収・洗うコストがかかる、CO2が出る、水も汚してしまう…などいろんな側面がある。
どういう地域でどんな商品を入れるかによって環境負荷が変わってくる。
洗って使えるのはガラス瓶の大きな特徴なので、昔のように復活するといいなと思う。
ただ、傷がついていると消費者から苦情が来る。
そうすると中身メーカーさんも、リユース瓶でも早く廃棄して新たしい瓶を使うということがおきている。
※空びんを回収しているところも見学させてもらいました。
※色別に分けられたビンが大きな山になっています!
■社会問題や解決が困難な国際的問題に、
企業が積極的に取り組む・連携して立ち向かうといった点についてどのように考えているか?
→<SDGs>というものがある。これは、
国連が2030年にむけて持続可能な発展をするために取り組むべき17の目標が定められている。
取り組まない企業にはお金を貸さない、そういう商品を買わないという運動がおきている。
その為、ある程度の規模の企業は、環境に対する取り組みは目標を掲げてやっているんじゃないか。
まだまだスピードが遅く見えると思うが、
それをなくして継続できる会社はないと思うので頑張って取り組んでいる。
来週もお楽しみに。