GIFUコレ!情報局42
関市 関鍛冶の技をご覧ください♪
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■関市 関鍛冶伝承館企画展■
「関鍛冶伝承館」で、現在企画展「刀装具~鐔・美濃彫~意匠」を、9月7日(月)まで、開催中です。
刀剣を収めるための入れ物を刀装といい、それらに付属し刀剣を飾る金属部品を刀装具や
刀装小道具といいます。今回の企画展では、刀剣を華やかに彩った刀装具について、
鐔、目貫、小柄、笄など、173点を展示しています。
美濃彫は、岐阜地方独自の技法で、室町時代から江戸時代中期にかけて赤銅を深彫りし
秋草に虫・動物などのデザインを浮き上がるように表現したものです。
鐔は、刀剣の柄と刀身との間に差し込むこぶしを守る平たい鉄版のこと。目貫は、
刀の柄を刀身に固めてつける為にさす釘のことです。両手で柄を握る際の手の滑りを止める役割があります。
小柄は、日本刀に付属する小刀の柄のことです。笄は、髪やまげの手入れ等、
身だしなみを整えるための道具のことです。
今回の企画展の見どころは、どれも魅力的で素晴らしいデザインのものが多いですが、
中でも美濃彫が施された作品が見どころです。「虫尽図鐔」という鐔の作品があるのですが、
表裏あわせて27種類もの虫が描かれています。虫といってもリアルな虫が描かれているのではなく、
かわいらしく、ポップでキャッチ―な虫です。美濃彫の中でも大変珍しいデザインとなっております。
今回の企画展では、刀装具ごとに異なる職人の美意識や技法を知ることができます。展示品は
すべて写真撮影可となっておりますので、お気に入りの刀装具を被写体に、写真撮影も
お楽しみください。詳しいことは、関鍛冶伝承館の公式Twitter等でご確認ください。
詳しくは、関鍛冶伝承館HPを、ご覧ください。
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