GIFUコレ!情報局42
川辺町 8月しか見られない貴重な文化財♪
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■川辺町 妙雲寺 千体釈迦如来像■
川辺町の指定文化財には歴史ある史跡や彫刻、建造物といった多種多様なものがあります。
川辺町を代表する山、米田富士にある「米田城址」や、毎年4月1日に催される
「桶がわまつり」など、50を超える数が文化財として認定されています。
・8月にしか見ることが叶わない文化財
川辺町の妙雲寺というお寺の中にある、その名も「千体釈迦如来像」です。
確認されているだけでも、1016体もの釈迦如来像があるんです。
江戸時代、川辺地方の領主であった旗本川辺大嶋氏が、妙雲寺を現在地に再建した際、
お堂を建立し観音像を寄進したといわれています。
その後、領主大嶋氏の発願によって、家臣や各地の領民が1体ずつ奉納し、その数量が
千体を超えたため、千体釈迦如来と称されるようになりました。領主は4代大嶋義也のことで、
領主の病気が完治することを祈願しての奉納ともいわれています。
毎年8月28日に年に1度のご開帳があり、そのタイミングでしかご覧になることができないんです。
木造金箔の釈迦如来像が堂内で金色に燦然と輝くさまは、まさに圧巻。
・ご開帳の時間や、アクセス方法
時間は夕方5時頃からとなります。駐車場は妙雲寺の駐車場もありますが、
川辺町役場の駐車場をご利用いただくこともできます。
お越しの際には、マスク等の新型コロナウィルス感染症対策をしてお出かけください。
詳しくは、川辺町HPを、ご覧ください。