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ゲスト[日本耐酸壜工業株式会社 堤 祐子さん]

ゲスト[日本耐酸壜工業株式会社 堤 祐子]さんに

お話しを伺いました。

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日本耐酸壜工業が創業90周年を迎えられたということで、

「びんと社史」についてお話伺いました。


創業は昭和5年ですが、そこでは、現在の社名にあります「耐酸壜」を造っていました。

これは化学薬品用容器で高さが45㎝、胴回りが1mほどで容量は20リットルです。

職人がポンテと呼ぶ2mくらいの細長いパイプに溶けたガラスを巻き取って、

ポンテをくるくる回しながら玉にして、吹いて作っていたそうです。


昭和35年には、当社の耐酸壜の製造シェアは全国で90%にも達しました。

ガラスびん業界では、昭和33年頃から全自動製壜機を導入する会社が出てきます。

当社も昭和36年に全自動製壜機を導入し、

ドリンクびんや清酒びんを大量生産するようになりました。


リポビタンDの容器は当社で一番多く製造しているびんです。

今では、高品質で1分間に730本を製造できます。これは、世界最速クラスです。

近年ではドリンクびんの他に軽量びんやサルファーびん、

ユニバーサルな考えや中身への影響が少ないなど

様々な目的に合わせたびんも製造しています。


現在は商品に合わせ350種類以上のびんを製造しています。

ガラスびんを容器としてだけでなく、商品のトータルパッケージとして、

物語を伝えられるようなデザインを目指し、自社製の塗装ラインを

設置するなどして力を入れています。

また、ガラスびんを資源として循環させるためのプラットフォームとなる自社工場も

稼働していますし、社員自らリサイクルを促進する回収活動も始めています。

詳しくは、日本耐酸壜工業HPを、ご覧ください。