MORNING SPLASH
【GLOCAL TOPICS】防災・減災
今日の【GLOCAL TOPICS】は、
今月は、防災月間ということで「FMGIFUぎふ防災ハンドブック」の監修を務めていただいている
岐阜大学の高木先生にお話しをお伺いしました。
今年は、日本に近い海の海水温が上がっていることから
温められた水蒸気が発生しやすいため台風が発生しやすいとみられています。
日頃から台風に備えて用意しておくといいもの、
日頃から心がけておくといいことなどをチェックしておきましょう。
♦警戒レベルについて♦
最近、岐阜でも豪雨などの被害が多く、
「警戒レベル」という単語をよく聞きます。
今日は、「警戒レベル」について教えていただきました。
まずは、「警戒レベル」とは、住民のみなさんが災害発生の危険度を直感的に理解して、
的確に避難行動ができるようにするために、
避難や気象などの防災情報を5段階で表したものです。
災害発生の危険度が高くなるほど,数字が大きくなります。
♦「警戒レベル」の見方は?♦
警戒レベルが何のときに、どういう行動をとればいいのでしょうか?
・警戒レベル1と2は,気象庁が発表することになっていますが,
実際には警戒レベルという発表はされず,注意報の発表のみで置き換えています。
災害への心構えを高めたり,避難行動を確認することを求めています。
警戒レベル3~5は,市町村が発令します。
・警戒レベル3では,避難に時間を要する人とその支援者は避難し,
それ他の人は避難の準備をする必要があります。多くの場合,「避難準備・高齢者等避難開始」が発令されます。
・警戒レベル4では,速やかに避難する必要があります。
「避難勧告」または「避難指示(緊急)」が発令されます。
・警戒レベル5は,既に災害が発生している状況なので,
命を守るための最善の行動を取る必要があります。
♦「特別警報」と「特別警報」の違いは?♦
特別警報が出たらどうすればいいですか?
警報と特別警報は,ともに気象庁が発表するものです。
警報は災害の危険性が高まっていることを示すものですが,
特別警報は何からの災害が既に発生している可能性が極めて高い状況を示すものです。
特別警報が発表された場合には,命を守る最善の行動を取ってください。
高木先生には来週もご登場いただきます。
今日紹介した以外にも、減災・防災情報満載の「FM GIFU ぎふ防災ハンドブック」は、
岐阜県全域公立小学校新一年生の保護者の方へ入学時に配布されています。
ぜひご家族でお読みください。
また、岐阜県および42市町村すべての庁舎、消防本部など防災慣例の関係各所、
その他防災関連のイベントなどでも配布されています。
ほしいという方は、お住まいの各市町村にお問合せください。