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■安八町　放浪の文化人蓑虫山人展■

ハートピア安八歴史民俗資料館で、企画展「放浪の文化人蓑虫山人展」を、

入場無料で開催しています。

蓑みの虫むし山人さんじんは、激動の幕末と明治時代を生きた安八町出身の文化人です。生母と死別した１４歳から

放浪の旅を始め、４８年間「笈(おい)」と呼ばれるテントを背負って日本全国を旅しました。山野に

生えている植物からとった汁を絵の具にして、絵や絵日記を描く絵師として数多くの絵画を残された一方、

縄文時代の考古遺物の発掘や庭園の作庭も手掛けるなど幅広く活躍されました。また、

明治維新の有名な志士、西郷隆盛や勝海舟などと交友関係をもち、幕末の隠れた志士として、ひそかに、

活躍していたといわれています。

安八町文化財に指定されている蓑虫山人の作品４点を展示します。同時にすべて展示されることは、

なかなかありませんので、この機会にぜひご覧いただきたいと思います。

約１５０点の作品を入れ替えながら展示します。幕末という激動の時代にありながら、

いつの日も「面白い物、珍しい物を観たい、伝えたい」と願い続けた蓑虫山人は、６５歳で

この世を去りました。

混迷の時代に、「明日はもっと楽しいこと、面白いことがある」と

信じ続けた、山人の作品から聞こえるメッセージを感じて頂ける作品展。

開催期間は１２月２４日木曜日まで、開館時間は、午前９時３０分から午後５時まで。

休館日は月曜日。

・ハートピア安八までのアクセス方法

安八町役場の西側に位置します。公共交通機関のご利用の際は、東海道本線穂積駅から

名阪近鉄バス安八穂積線に乗っていただき、安八町役場で下車し、徒歩１分です。

マイカーでお越しの際は、安八スマートインターチェンジから１０分です。

お越しの際には、マスク等の新型コロナウィルス感染症対策をしてお出かけください。

詳しくは、安八町HPを、ご覧ください。