大垣城は1535年、宮川安定が築城した小さな城でしたが、その後

拡張され大きな城へと変わっていきました。

天守は1596年、伊藤祐盛によって造営され、1620年に松平忠良に

より改築されたといわれています。天守は四層四階の総塗り込め様式の優美な城として1936年に

国宝に指定され、郷土博物館として親しまれました。

しかし、空襲によって焼失し現在の天守は1959年に再建されました。

室町時代から江戸時代になるまで、多くの武将が城主となり

関ケ原の戦いでは石田三成の本拠地に。

江戸時代に入ると藩主が目まぐるしく入れ替わりましたが1635年

戸田氏鉄が入封し、版籍奉還まで戸田氏十一代の治世が続きました。

大垣駅から歩いて行けるほどアクセスが良く、大垣市の中心地に

位置しています。関ケ原の戦いに関する資料や江戸時代の人々の

暮らしを知ることができる品々等を展示しています。

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