MORNING SPLASH
【GLOCAL TOPICS】冬のおすすめ野菜:ねぎ
今月、毎週火曜日のGLOCAL TOPICSでは、
野菜ソムリエプロの横山さんをお迎えします。
野菜ソムリエプロの中でも、生産、品種研究、調理等それぞれの
行程がありますが、横山さんは一番最後、「食すること」の専門家です。
今月は冬野菜についていろいろ教えていただきますよ!
やっぱり、寒い時期のなべ物に欠かせないのはねぎ。
ねぎというと、白ねぎのイメージではないでしょうか。
大きく分けると白ねぎと青(葉)ねぎに分けられます。
関東から北は白ねぎ、関西は葉ねぎ。万能ねぎ・小ねぎは葉ネギの一種。
中間に位置する愛知県では緑・白半々の越津ねぎ。
お蕎麦屋さん、うどん屋さんで、薬味として出されるねぎの割合が半々なのが
関ケ原のあたりです。
下仁田ねぎ、千住ねぎ、松本一本ねぎ、九条ねぎ…など、
ネギの種類は5000種類と言われています。
白ねぎのポン酢お浸しは簡単で美味しいですよ。
フライパンかトースターでぶつ切りにしたネギを焼きます。
そしてポン酢で和えるだけ。緑の部分も食べられるので
細く切って、卵焼き、じゃこと炒めても美味しいので捨てるとこなしです。
ねぎの味はあまり個体差がないので、白ネギの選びの失敗は少ないかと思いますが、
食感として、筋っぽいよりは柔らか食感の方が美味しいですので、
全体がみずみずしい、白い部分は弾力はあるが柔らかく、太いと固い傾向です。
傷みが早いので、根がついている方が鮮度は落ちにくいとのこと。
ねぎの保存はチルドがお勧めだそう。
ねぎは寒さに強い植物なので、野菜室よりチルドで保存した方が長持ちし、
寒さにあたると甘みが強くなります。
夏にもねぎはありますが、硬い場合もあるとのこと。
ねぎの辛み成分には、殺菌効果や血行を良くして体を温める効果があると
されているので、寒い時期にぴったりですよね。
今日の食卓にも、ねぎ、いかがですか?