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七宗町 石で歴史がわかる?!
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■七宗町 石の博物館■
七宗町には飛水峡と呼ばれる飛騨川沿いの峡谷があり、そこではチャートに刻まれた
甌穴群をご覧いただくことが出来ます。またこの飛水峡は20億年5千万年前の石が見つかった
場所のため地質学のメッカとして知られているスポットです。
チャートは放散虫という0.1mm程度の大きさのプランクトンの死骸が堆積してできたもの。
水晶と同じ成分からできているため非常に硬く浸食にも耐えて飛水峡の峡谷をつくっています。
また七宗町のチャートから見つかる放散虫がロシアのチャート層で見つかるものと
同じ種類だったことから日本が昔大陸と地続きであったということが分かったみたいです。
甌穴とは河底の岩盤にできる円筒形の穴のことを言います。河底の岩のくぼみや割れ目に
小石が入り込み、その小石がとても長い年月をかけて水流により回転して深く削られたもの。
その後侵食の影響でその円筒形の穴のできた場所が水面より高くなった結果、
甌穴が地表で見られるようになりました。
飛水峡の甌穴群は規模もその数も他に類を見ないとても珍しい地形として、
なんと国の天然記念物として指定されました。
七宗町日本最古の石博物館
日本で唯一プレカンブリア時代をテーマにした博物館で、その名のとおり、日本最古の石が
展示されています。もちろん七宗町で見つかった20億5千万年前の石も展示されていますし、
なんと世界最古の石もご覧いただくことができます。
午前9時から午後4時まで開館、1月2月は毎週水曜日、木曜日休館。
アクセスは東海環状自動車道美濃加茂ICから国道41号線を下呂方面へ車で15分、
JR高山本線上麻生駅より徒歩15分です。
マスク等の新型コロナウィルス感染症対策をしてお出かけください。
詳しくは、日本最古の石博物館HPを、ご覧ください。