MORNING SPLASH
【GLOCAL TOPICS】洗濯のコツ:コートのクリーニング
またおうち時間が増えている今、今までやっていた家事を改めて見直してみよう、
ということで、今月の火曜日は「洗濯」について学んでいます。
大垣市で100年近く続いている、老舗クリーニング「島円」の
ホソノさんにスタジオにお越しいただきました。
コートをクリーニングに出すタイミングって、使い始めの時期か、
使い終わりの時期のどちらに出すべきか悩みますよね。
ホソノさんによると、絶対に使い終わりがお勧めだそう!
要するに使用すれば汚れやシミは付着します。その状態でクローゼットに仕舞いこんでしまうと、
次のシーズンにはその汚れた部分が変色してしまい、運が悪いと虫にも喰われます。
虫はシルクやカシミアといった高たんぱく繊維が大好物です。
虫穴だらけにされるリスクが高くなりますのでご注意ください。
もう一つ悩みどころなのは、クリーニングから戻ってきた洋服の保管方法。
やっぱり袋は外した方がいいんでしょうか?
ホソノさんは、プロの間でも賛否両論があるとしたうえで、
繊維を食べる虫が活発に動く春はビニールにかぶせて保管することをお勧めしています。
梅雨に入ったら、ビニールがかぶせてあると、カビの原因になりますので
その時期になったら、上部30㎝くらいまではビニールで覆っておいて、
そこから下はビニールを切り取って露出しておいても良いと思います。
要するにビニール袋は埃除けです。埃が溜まりやすい部分の肩の周りだけ覆っておけばよいそうですよ。
衣服を長持ちさせるための最適なケアーは、冬の中間(今時分)に一度洗っておいて、
その後、冬のシーズンが終わったら衣替えの時に最終的に洗っておくのがベストだそうです!
ホソノさん、来週もよろしくお願いします!