てくてく中津川
てくてく岐阜歩き 中津川~中津川市鉱物博物館 企画展「石のおはなし・おはなしの石について~
てくてく岐阜歩き 中津川!
今日は中津川市苗木にある中津川市鉱物博物館と企画展
「石のおはなし・おはなしの石」について、大林さんにお話を伺いました。
岐阜県中津川市苗木、蛭川を中心とする
長野県木曽郡南木曽町から岐阜県恵那市北部にかけての一帯は、
「苗木‐上松花崗岩」と呼ばれる花崗岩の分布域で、
この花崗岩体から水晶・トパーズをはじめ多種多様な鉱物が産するため、
鉱物の一大産地「苗木地方」として明治時代からよく知られてきました。
中津川市鉱物博物館は、
苗木出身のアマチュア鉱物研究者・長島乙吉氏(1890~1969)と
子息の地球化学者・長島弘三博士(1925~1985)から
中津川市が寄贈を受けた鉱物標本「長島鉱物コレクション」を基礎に、
1998年に開館した市立の地質系自然誌博物館です。
施設内は常設展示室、企画展示室、
レファレンスコーナー、研修室・実習室、きらら広場・水晶広場など見たり勉強したり、
実際に触れて鉱物について学べる施設があり、企画展示室では現在、企画展が開催されています。
今回の企画展は中津川えほんジャンボリー・市立図書館のコラボ企画で、
石が登場する本や絵本と、おはなしにでてくる石や関連する岩石・鉱物の実物標本を一緒に紹介します。
この企画展は12月25日まで開催中で、
期間中、森の絵本ひろばや絵本作家の村上康成さんや
画家の本間希代子さんを招いてのワークショップなど様々な催しを予定しています。
新型コロナウイルスの状況によっては中止や延期になる催しもあるかもしれませんが、
あらかじめご了承ください。企画展や催しについて、
詳しくは中津川市鉱物博物館のホームページをご覧ください。
皆様の御来館をお待ちしております。
〒508-0101 岐阜県中津川市苗木639−15
中津川に関することは、「 恵那山ねっと 」をご覧ください。