てくてく岐阜歩き　恵那編！

恵那のいいとこ、いいもの、いいひと！いいえな発見！

魅力たっぷりな恵那市を紹介していきます！

さて、今日は恵那市明智町の吉田地域に関する話題です。

吉田地域では住民で地域を守っていこうと、

地元の方々と住民組織の吉田地域活性化委員会(約40名）を発足し、

いろいろな活動を行なっています。

その活動について、

吉田地域活性化委員会　部会長の藤岡さんにお話を伺いました。

恵那市明智町の吉田地域は平成26年に「吉田小学校」の閉校や、

その後も「こども園」の閉園などがあり、地域の衰退化が懸念されていました。

それをなんとか住民で地域を守っていこうと、

吉田地域活性化委員会を発足し、様々な活動をしています。

吉田地区には、

旧吉田小学校の校歌に歌われたシンボルの山「すわがね」（鶴岡山）という山がありまして、

40〜50年も昔は、山が整備されていたので、毎年小学生が遠足に登っていました。

また、冬の条件があえば、

三河湾が眺望できると言われていましたが、

何十年も前から手入れがされず、いつしか登れなくなっていました。

かつては戦国の山城跡にもなっており、

織田信長、明智光秀が陣を張ったと伝わっています。

地域のシンボル「すわがね」を守るこの活動では登山道を整備したり、

頂上にのぼりを立ててかつての陣城をPRしたりしていますが、

この活動にも吉田地域の子供たちが多く参加してくれています。

吉田には、吉良見という地名が残っており、読んで字のごとく、

昔、吉良（※現在の愛知県西尾市吉良町）が見えたので、

吉良見と名付けられたと言われています。

そこで、もう一度、山を整備し、登山ができるようにし、

本当に海がみえたら子どもたちに見せてあげたいという想いから、

４～５年かけて整備してきて、ついに海を見ることが実現しました。

ここは、春夏秋冬いつでも楽しめる山で、

標高約700ｍなので手ごろに登山ができます。

ただ、海が見えるのは1年のうちで、

11月下旬～1月下旬ころの、空気の澄んだ晴れた日の

午後の西日が海に当たる時間帯のみとなります。

条件がよく合致すれば、

三重県の紀伊半島まで見通せます。

そんな吉田地域活性化委員会については、ウェブサイトをチェックしてくださいね。

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