MORNING SPLASH
【GLOCAL TOPICS】冬のおすすめ野菜:春菊
今月、毎週水曜日のMORNING SPLASHでは、
野菜ソムリエプロの横山さんをスタジオにお迎えして、
冬野菜についていろいろ教えていただきます!
今日は…【春菊】
鍋物の印象がとても強い春菊ですが、生でサラダにしても美味しいですし
軽く茹でて和え物もお勧めです。
春菊のサラダ・・・
ごま油を使った中華風のドレッシングがお勧め
万能ねぎや干し柿と合わせて韓国のりを散らすと美味しい!
バルサミコ酢とも相性が良し。
他にも、カリカリに焼いたベーコンを油ごと春菊にかけて、
レモン汁を絞っていただく食べ方もおすすめ。
和え物・・・
春菊だけでもおいしいですが、ほうれん草と一緒に和え物にするのもおすすめ。
ただし、春菊の加熱には大原則が!
春菊が嫌われてしまう原因が苦味・・・その原因はポリフェノール!
春菊を茹でる時は、茎と葉に分けて、
くきは固いので30秒ほど茹でますが、葉の茹で時間は10秒以内に留めることがポイントです。
加熱時間が長くなると、細胞が壊れてポリフェノールが流出して苦みを感じるようになります。
そんな春菊、種類は、葉の形によって分かれます。
大きく分けると、葉の切れ込みが深いタイプと切れ込みが少ないタイプの2種類
葉の切れ込みが深いタイプは、シャープな印象の葉でこちらのタイプが一般的。
香りや風味が強い特徴があります。
こちらのタイプは、茎に葉がついて成長する春菊です。
もう一つの切れ込みが少ないタイプは、九州で栽培されることが多い春菊で
肉厚で不格好なのですが、香りや風味がマイルドで食べやすい特徴があります。
こちらは、葉の切れ込みが深いタイプと違って、小松菜のような葉の付き方なので
葉が細長く、茎がない春菊です。
種類によって選び方も違ってきます。
新鮮で葉がピンとしている物を選ぶところは同じですが、
葉の切れ込みが深いシャープな種類は、茎の太さをチェックしてみてください!
茎が太いと固いので、葉も固い可能性があります。そして、下の方から葉がついていることもポイントです。
ぜひ、今日のごはんに1品加えてみてください!