ほっとぬくもり岐阜
縄文人が現代のカレンダーを把握?~下呂市金山巨石群~
下呂市金山町にある「金山巨石群」。4500年以上前に作られた縄文人のキャンプ地とみられています。
こちらは県史跡の「岩屋岩陰巨石群」。
この巨大な石と太陽の光を使ってで、縄文人が現代と同じ暦を理解していたのではないか?というのです。
番組では金山巨石群調査員の徳田紫穂さんにお話を伺いました。
これまで、巨石と巨石の間から差し込む光が、4年に1度のうるう年を示していたことは分かっていました。
これがうるう年を知るための巨石内部に差し込むスポット光。
今回はさらに、うるう年によって128年に1度生じる1日分の時間のずれまで、把握できていたのではないか!?ということがわかったそうです。
128年は一人の人間が観測できる時間ではありません。ということは何世代にもわたって縄文人が暦を観測していた…。なんて壮大なスケール!!
あなたも太古のカレンダーを示す巨石と光。体験してみませんか?
12月22日(火)冬至、23日(水)には、太陽観察会が開催されますよ。(予約不要)
詳しくは 金山町観光協会 0576-32-3544 までお問い合わせください。