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高山市 年の瀬市
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高山市 年の瀬市
宮川朝市や高山陣屋前朝市
地元の方が丹精込めて作った野菜や土産物などを、
お値打ちに販売するということで、
多くの観光客や地元の方達で人気となっています。
12月27日(日)から31日(木)までの5日間は、通常の朝市のほかに
朝8時から夕方4時頃まで、年の瀬市が開催されています。
年の瀬市は飛騨高山の年末の風物詩となっており、
お正月の縁起物のしめ縄や花餅、松飾りなどが販売されています。
年の瀬市で販売されているものは、すべて手づくりされた物で、
小さい物から特大な物まで種類が豊富となっています。
毎年この時期にお正月の縁起物として販売するため、
丹精込めて手づくりされています。
特に花餅は、高山ならではのお正月用品となります。
飛騨地域の冬は寒くて雪も多いため、正月に飾る花も少なく、
昔は、農家の家は昼でも少し暗かったということもあり、
正月を明るく飾ったり、子供たちを喜ばせたいということから、
昔の人たちが考え出したものが花餅になります。
他にも、数年前からお店に出されているようですが、竹筒に花餅で使用する
餅をつけて飾った商品もあります。松飾とはちょっと違いますが、
変わった花餅ということで、とても「あじ」のある縁起物の商品です。
陣屋前朝市は約30店舗、宮川朝市は約10店舗が出店します。
通常の朝市も開催されておりますが、年の瀬市で出店されるお店は、
夕方ころまで営業しております。
高山グルメといえば飛騨牛や朴葉味噌が有名ですが、
この時期の旬のグルメは「塩鰤」です。
飛騨地方では年の瀬に脂がのった鰤を食す習慣があり、
出世魚の縁起物として年末に食べる風習が今でも残っています。
年末に高山にお越しの際は、年の瀬市でお正月の縁起物をご購入いただき、
魚臭さが抜け、脂もさっぱりとしてグッと旨味が凝縮された塩鰤を食べて
年越ししてみてはいかがでしょうか。
・アクセス方法
宮川朝市、陣屋前朝市ともにJR高山駅から徒歩で約10分です。
詳しくは、高山市HPを、ご覧ください。