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飛騨市 三寺まいり

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飛騨市 三寺まいりImage title

毎年1月15日に開催します

この三寺まいりは、飛騨市古川町で200年以上続く伝統行事です。

浄土真宗の親鸞聖人のご遺徳を偲んで、

町内にある三つのお寺を詣でるならわしです。

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またその昔、若い女性が着飾って瀬戸川沿いの川べりを歩いて巡拝し、

男女の出会いが生まれたことから縁を結ぶお参りとしても知られるようになりました。

当日、三寺まいりでお参りする円光寺・真宗寺・本光寺では

一般の観光客の方でもそれぞれで読経そして法話を聞くことができまして、

お寺の本堂には、高さ約70センチ、

直径約25cmもの巨大和ろうそくに火が灯されます。

また街の中では、瀬戸川沿いの千本ろうそくや灯篭など和ろうそくの炎で彩られます。

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・和ろうそく

飛騨古川は和ろうそくでも有名なところなんですが

現在では和ろうそくを作っている職人の方も少なくなり

全国でも10軒程度となりました。

飛騨古川では「三嶋和ろうそく店」の御主人が

熟練の技で和ろうそくを作り続けております。

こちらの和ろうそくは、100%植物性で、

ハゼの実から採取したロウを塗り重ねて作ります。

三寺まいりで灯される巨大和ろうそくは、

このロウを塗り重ねる作業を約18時間、丸一日かけて仕上げられます。

この和ろうそくの炎は、普通のろうそくとは違い、

風がなくても上下に揺れ動き、神秘的な美しさがあります。

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この和ろうそくは千本ろうそくにも使われます。

この瀬戸川の千本のろうそくは、赤いろうそくと白いろうそくがあります。、

願いを込めてお祈りする時は、白いろうそくに火を灯します。

願いが叶った時は、赤いろうそくに火を灯してお礼参りします。

赤いろうそくの数だけ幸せが生れたと見て感じることができ、心が温まります。

明治・大正時代には、この地域の若い女性は、

野麦峠を越え信州へ出稼ぎにいっていたんです。

そんな若い女性は、正月に古川へ帰省し三寺まいりの時には着飾って御参りした

歴史があります。着物を着ていなくてももちろん大丈夫なんですが、

着物を着ていただくとより一層三寺まいりをお楽しみいただけるかなと思います。

着物を準備をするのが大変という方でも、

当日は飛騨古川着物ウォークということで着物レンタルサービスを行っております。

これは予約が優先となりますが、着物レンタル、着付料込みでおひとり様

3,000円です。三寺まいり当日、市街地は車両規制がかかりますので、

着物でも安心して歩いていだけますよ。

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余計な明りが少ない飛騨古川の街に灯るたくさんの和ろうそくの炎で、

会場は幻想的な雰囲気に包まれます。

是非着物を着ていただいてこの雰囲気を存分に味わっていただきたいと思います。

また、門前市の飛騨のグルメも是非味わってください。

そして、チラシをチェックしていただきたいのですが

、三つのお寺をお参りする以外にも酒蔵見学や飛騨絵馬の販売など

市街地のいたるところで催し物がたくさんあります。

飛騨市の冬は、とても寒いですが三寺まいりは心がほっと温かくなる行事です。

たくさんのほっとするポイントを見つけていただけたら思います。

是非1月15日の夜は、飛騨古川におでかけください。

・アクセス方法

お車でお越しの方は、東海北陸道 飛騨清見ICより車で30分

JRでお越しの方は、飛騨古川駅より徒歩5分です。

詳しくは、飛騨市HPを、ご覧ください。