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MORNING SPLASH

野菜の話【季節の野菜 きゅうり】

本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「きゅうり」についてお話を伺いました!

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■野菜ソムリエプロについて

野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、

日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。

資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の

3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。

野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、

野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、

野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、

野菜ソムリエと言っても活動は様々です。


■きゅうりについて

夏の野菜の代表格。

夏の暑さは過酷なので、熱中症対策としておすすめです。

体を冷やす働きがあるとされているので「キュウリビズ」という言葉があるくらい。

可食部100g中の水分量は第3位。(1位青梗菜、2位レタス)

食事をしながら水分補給もできる野菜の一つ。


■選び方について

太さが均一な物。しっかりと重量感があり、実がパンッと張っている方がみずみずしいです。

曲がっているきゅうりか真っすぐかという問題。

味という見方からすると、味はさほど変わらないと言われていますが

きゅうりは意外にも繊細な植物で、気温差や水分量、栄養、その他のお手入れの仕方次第で

真っすぐ育ったり、曲がったりします。

真っすぐなきゅうりは生産者の方がいかに手間と愛情をかけて育てた証だと

思っていただけると良いです。


■保存方法について

常温保存もできますが、しなびてしまうとせっかくの食感が損なわれるため

夏の暑い時期にはビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室がお勧めです。


■おすすめレシピ

ヘタをくるくるする話について。

ヘタは茎に繋がっている部分なので、切り離した時の切り口があると思います。

切り落として、切ったヘタの部分で切り口をくるくるこすると、白い泡が出てきます。

これが、苦味のもと「ククルビタシン」とアク「蟻酸」。

昔のきゅうりはアクが強くて美味しくなかったのであく抜きが必要でした。

今のきゅうりは品種改良されていますが、時間があればあく抜きした方がより美味しく頂けます。

簡単に和え物やサラダでも十分美味しいですが、

お肉と一緒に中華風に炒めたり、お浸しでも美味しく頂けます。