てくてく中津川
大名接待料理復元展
江戸時代にはどんなものが食べられていたのか?
中津川市苗木にある遠山史料館では、当時の料理が復元されます!
そんなロマンいっぱいの興味深い展示について、
遠山史料館 資料調査員 千早保之 さんにお話を伺いました。
【遠山史料館 第21回江戸時代料理復元シリーズ「大名接待料理復元展」】
期間:3月7日(土)~15日(日)※3月9日(月)は休館
開館時間:午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
入館料:320円。小中学生以下無料。
お殿様が、日記に1日の出来事をこまかく書いていました。
(お殿様:苗木藩主12代・遠山友詳[のちの友禄])
そんな苗木藩主が残した日記をもとに、中津川料理研究会のプロの料理人たちが
当時のある1日の料理を現代によみがえらせた展示会。
本物の食材を使って作られています。
■時代→天保の大変な時代を終え、ペリー来航の2年前。
幕末の中でもまだまだ穏やかに過ごせた時代。
■料理内容→今でいう10月の終わりで、魚がよく獲れる時期。魚料理がとても多い。
(ヒラメ、イカ、タイ、サケ、カツオ、サワラ、スズキ、キス などなど・・・)
■日記から読み取ると、この日は屋敷の奥方の居住スペースで宴会が行われ、帰りは通用口から帰っている。
これは珍しいこと。親しい関係だったのでは?ということが想像されます。
※展示会初日の7日(土)午後1時30分~2時には千早先生の展示説明会もあります。
料理以外の時代背景など、いろんな面白いお話が聞けそう!
料理の他に・・・
■「江戸の上屋敷の図」や「殿様が書いた日記そのもの」の展示。
■中津川菓子組合が当時の和菓子も復元し展示。(紅きんとん、八重成かん、粕て以らなど)
さらに、抹茶と一緒に食べられます!(※有料)
料理や、残された日記、屋敷の図などから想像を膨らませると、
いろんな時代背景が見えてきておもしろい!
江戸時代にタイムスリップしに行きましょう!
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