GIFUコレ!情報局42
高山市 氷点下の森
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高山市 氷点下の森
高山市朝日町にある山の一軒宿、
秋神温泉旅館が昭和46年から営業を始め
毎年制作している冬の風物詩です。
開始当初から、旅館の主人が長年の苦労と工夫を重ね、
現在ではおよそ4万平方メートルの敷地に、
約600メートルの導水ホースが整備され、自動的に
水が吹きかけられる仕掛けを施すまでになりました。
準備には時間がかかりますので、毎年9月頃から始めています。
本格的な氷作りは寒くなる11月中旬頃から取りかかり、
氷点下10℃という平均気温と、生い茂る木々を生かして、
幻想的な氷の世界が創られています。
特にテーマは決まっていないのですが、
その年の気候や雪の状態などを考慮して、
アイディアを出しながら工夫されているようです。
例えば、氷に灯りを閉じ込めたクリスタルキャンドルや、
近くにある小屋に水をかけて「氷の家」を作ったりと、
訪れた方は感動すること間違いなしです。
日中は層の厚い氷が青く輝くなど、
普段見ることのない色を見ることができます。
夕暮れからは色とりどりに氷をライトアップしますので、
日中とは違った幻想的な雰囲気となります。
ライトは、青・黄色・緑とオレンジ色の白熱灯ですが、光と光が重なることで、
別の色を作り出して、時には七色に見えるところもあります。
宿泊される方以外の方も見ることはできます。会場近くには乗用車の無料
駐車場がありますので、一般の方でもご覧いただけます。
3月31日(木)までの毎日日没から午後9時30分までライトアップしています。
・アクセス方法
高山市街地から国道361号線を経由して、車で約50分の場所にあります。
詳しくは、秋神温泉Hpを、ご覧ください。