GIFUコレ!情報局42
大野町 ありがとうモ512号
GIFUコレ!情報局42
大野町 ありがとうモ512号
平成25年4月から、大野町の新しいテーマパークとして
完成した黒野駅レールパークなんですが、
当時の雰囲気を残したままの駅舎やプラットホーム、レールなどあり、
廃線になった名古屋鉄道旧黒野駅の思い出が残る新しい交流拠点となっています。
昨年3月からこの黒野駅レールパークに展示しております。
その里帰りしていた昔懐かしの赤白電車「モ512号」なんですが、
惜しまれながら、美濃市に帰ることになりまして、
2月27日(土)午前10時から、「ありがとう モ512号」という
式典及びイベントが行われます。
モ512号の特徴は、
1926年(大正15年)美濃電気軌道 セミボ510形として製造された、
5両のうちの1両で、その後モ512形に形式を改め、
名鉄美濃町線で活躍していました。
1967年(昭和42年)に名鉄揖斐線と岐阜市内線が直通になったのを気に転属し、
揖斐線・谷汲線で当時の町民の足として重要な役割を果たしてきた電車です。
しかしながら2000年(平成12年)揖斐線・谷汲線での運用が終わり、
その後、美濃市で展示されていました。
そして2005年(平成17年)に揖斐線が廃止され、
その廃止から10年目を迎える2015年(平成27年)3月から
「大野町への里帰り」ということで1年間、この黒野駅レールパークで展示しています。
・イベントの内容
式典のあと、保育園児による電車の綱引きなどが行われます。
午前10時から、黒野駅レールパーク広場で、青空市「三八市」が開かれ、
お米・野菜などの農産物を始め、各種物産の販売なども行われます。
駅舎は、黒野駅ミュージアムとなっており、中には大野町内を名鉄電車が走る
ジオラマや運行当時の写真、資料などが展示してあります。
そのジオラマ電車の運転体験もできます。
また、1階がレスト黒野駅というパン屋が入っており、
ご当地パンを買うこともできます。
プラス、会場近くに、柏鳥堂という和菓子屋の老舗があり、
先月ですが大野の太鼓判(特産品)に認定されたふんわり柿姫という
大野町の特産品である富有柿を使った生菓子があります。
中に干し柿の実が入っているバタークリームを柿パウダーを使ったスポンジケーキで包んだ、
柿の風味ばっちりで甘くておいしい生菓子です。是非、一度食べていただきたい一品です。
・)黒野駅レールパークまでのアクセス方法
公共交通機関でお越しの方は、JR岐阜駅、穂積駅から岐阜バスで
大野バスセンター行きがございますので、
それにご乗車いただき約50又は40分、
黒野八幡町というバス停で下車、徒歩3分で着きます。
お車でのお越しの方は、名神高速道路大垣ICより約50分で着きます。
旧名鉄黒野駅を目印にしてお越しください。
詳しくは、大野町HPを、ご覧ください。