BLOG

MORNING SPLASH

野菜の話【温州みかん】


本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「温州みかん」についてお話を伺いました!



Image title

■野菜ソムリエプロについて

野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、

日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。

資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の

3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。

野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、

野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、

野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、

野菜ソムリエと言っても活動は様々です。





温州みかんについて

温州みかんは、昔ながらの手で皮をむくことができる小粒のみかんです。

手で皮がむけて食べやすいので、秋~冬の果物の代表格ですが、

手が黄色くなるという話を聞いたことはありますか?

これは、温州ミカンのオレンジ色の色素で

体脂肪に溶け込んで体内に保存することができるβクリプトキサンチンによって

手のひらに保存した色素が透けて見えるからです。

体内に数か月保存することができる事で、

紫外線を浴びることによるお肌のシミ・しわ・たるみ予防する働きが期待されており、

さらに骨密度とも関係があるとわかってきました。

もちろん、ビタミンCが豊富なので、免疫力を高めてくれますね。

白い筋に含まれるヘスペリジンという成分は、

血中の脂質を分解して血液をサラサラにしてくれる働きもあるため、

白い筋も一緒に召し上がってください。


■選び方について

皮がフカフカしていないことです。

平べったくて、ヘタが小さい方が美味しいと言われています。

小ぶりな方が糖度が高い傾向があります。


■保存方法について

傷がついていると傷むのが早いので、先に召し上がってください。

直射日光に当たらない風通しの良い場所が理想です。

できれば重ならない方が傷みにくいです。

ヘタを下に向けて置くと長持ちします(ヘタから水分が蒸発するため)

箱でみかんを買う場合には、箱の下に入っている方が傷みやすいので、

箱をひっくり返して、箱の下から開封して食べるという方法もあります。


■おすすめレシピ

「焼きみかん」です。

オーブントースターで焼き色がつくまで焼くだけですが、

トロッとしたみかんが病みつきになります。