MORNING SPLASH
野菜の話【かぶ】
本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「かぶ」についてお話を伺いました!
■野菜ソムリエプロについて
野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、
日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。
資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の
3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。
野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、
野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、
野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、
野菜ソムリエと言っても活動は様々です。
■かぶについて
一説によると、かぶは弥生時代に
日本に伝わったとされている程古くから日本にある野菜で
地域の在来種が多く(飛騨紅かぶ)、今でも80種類ほど作られています。
カブの原産地は地中海の辺りだと考えられていますが、
日本は品種が多いことから第2の原産地と例えられています。
ヨーロッパ系とアジア系があり、東西で分けることができ、
東は寒さに強いヨーロッパ系で
西は肉質が柔らかいアジア系に分かれますが、
その境目は関ケ原で「かぶライン」と呼ばれています。
■選び方について
重量感があり、表面がツヤツヤしているもの、
葉がついていれば、ピンとしてみずみずしいものを
選んでください。
■保存方法について
カブはアブラナ科の植物で、白いカブの部分より葉の方が栄養価が高いため
葉付きの場合は葉も活用してください。
葉をつけたまま保存すると、葉がカブの水分を吸い上げてしまうため
必ず切り離してください。
冷蔵庫の野菜室に新聞紙に包むか、
ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れると良いです。
■おすすめレシピ
フライパンでオリーブオイルと焼くのがお気に入りで、
味付けはシンプルに塩・胡椒ですが
ベーコンを入れても美味しいですし、
アンチョビやニンニクを加えると一気にイタリアンになります。
大根おろしのようにすりおろしても美味しいです。