TWILIGHT MAGIC
昇太郎の指輪物語 2月
今日は、NIWAKA正規取扱店「ビジュトリーヨシダ」から、
一級ジュエリーコーディネーターの吉田昇太郎さんにお話を伺いました。
今回は、ダイアモンドに隠されている「ひ・み・つ」が書かれている「グレーディング・レポート」の
読み方についてです。それも素人でも解読できるようになるという。
少し前なら分厚いカバーの中に入った、パウチ印刷されたグレーディングレポート。
もっと昔には鑑定書と言ってましたよね。ある事件をきっかけに鑑定書じゃなくなったんですよね。
ここで昇太郎さんが持ってきた記事は、2002年の記事。
「品質表示の唯一の根拠となる「鑑定書」は、実にでたらめだ。
日本の2大ダイヤモンド鑑定業者によるインチキとも言える鑑定書発行疑惑について報告する」とありますね。
この事件をきっかけに日本ジュエリー協会では国内の鑑定業者に対して、厳格な基準を設けダイアモンドの品質を検査して報告した書面という意味で、名称もグレーディングレポートと改められたそうです。
それで、このグレーディングレポートは現在、Web上で閲覧するスタイルになっているそうです。
その理由が、社会的にデリケートな要因が多いこと。
実は近年のダイアモンドには検査番号の刻印が入っているんです。
昇太郎さんの持ってきたダイヤモンドをよく見てみると、本当に入っているんです!
アメリカのGIAという機関が検査していた場合はデーターベースにアクセスしてみると、
ダイヤモンドの刻印を検索してみると翻訳して出てくるんです!
これの見方、読み方が今日のテーマ。
カラットは重さ、カラーは色の純粋さ、クラリティーは不純物や傷が含まれないかの透明度、カットは理想的なプロポーションならエクセレント。
秘密は2か所あるんです。
設計図みたいな絵に数字が書いてあります。
ダイアモンドは固有の屈折率で光を反射させるため、この数値が読めると、同じエクセレントカットなのに輝きの美しさに差があることがわかります。
さらに大事なのはこの数字。
59%となっています。
ここはダイアモンドを上から見た時に正面に見える「テーブル」というところ。数値で形が変わるんです。
こっちは星型かな、こっちは真っ四角、正方形。真っ四角になるのが59%?
正解。その+-1ポイントまでだとまっ四角になっていることが多いんです。しかも2つが重なり合って。
4と4が重なり合う!シアワセじゃないですか!しかも4+4は8。
末広がり!!これは縁起が良いじゃないですか!
幸せですよ、こんなダイアモンドを贈られたら幸せですよね。
そしてもう一つはここにあるんです。
September 26 .2022が品質検査を受けた日。ダイアモンドの誕生日ともいえる日ですね。
9月26日ですか、誕生石の世界ではどんな日でしょう?
前に出てきた誕生日石本を見てみると、
「約束された愛」の日。またまた幸せの秘密が隠れてたんです!
幸せが重なる形のダイアモンドのうち、状態が優れた一粒は縁起のいい日付けが多いんです。
もしかしたらすでに、リスナーさんの元にいるかもしれませんね。
これはさっそくグレーディングレポートを探さないといけないですね!
■放送の模様を吉田昇太郎のYouTubeチャンネルで見ることができます
➡ https://www.youtube.com/@1jc.bridal/videos
気になる「宝石の美しさを引きだすのが指輪のデザイン。デザインの見所」は
次回 2024年3月6日(火)18:30~です。
■<NIWAKA正規取扱 ビジュトリーヨシダ>webサイト
➡ https://bjy.jp/