岐阜県内の企業や団体の SDGs 活動現場をパーソナリティが取材し
その目的や思い・目標など、リアルな「声」をお届けします！

3月 12日（火）放送分

パーソナリティ・小島 愛 が
イビデン 株式会社　経営企画部
広報・ESGグループメンバー　萬屋ひなのさんに、お話を伺いました。
https://www.ibiden.co.jp/esg/esg/fields/●イビデンの起源は、地域経済の復興を目指し、揖斐川の豊富な水力を活用し、水力発電を行ったことにあります。
その後、自然の恵みから得られたエネルギーを活用した電気化学工業に転身し、時代のニーズに合わせて様々な技術を生み出してきました。
また、 培ってきた技術を進化させ、新しい価値の創造に挑戦し続けています。
110年を超える歴史の中で受け継いできた精神は、企業理念「私たちに、人と地球環境を大切にし、革新的な技術で豊かな社会の発展に貢献します。」として、社員一人ひとりに共有され、イビデンのSDGsの取組みは、企業理念の実践そのものと考えています。
●イビデンの主力事業である ICパッケージ基板は、半導体の機能に欠かせない部品です。
イビデンの技術が高度な通信技術を支え、 世界のデジタルイノベーションの実現など、SDGsの9番目のゴールである「産業と技術革新の基盤づくり」に貢献するものと考えています。

■SDGs の活動で良かった点
広報担当として社員の皆さんにもイビデンの SDGs の活動を発信していますが、社会課題である SDGs とイビデンの事業とが結びついていることを知り、社員が改めて仕事の意味を考えるきっかけとなってきたことが 良かったと思っています。

■SDGs の活動で苦労した点
再生可能エネルギーである水力発電がイビデンの祖業であるというお話をしました。
今問題となっている気候変動に対応するため、できるだけエネルギーを使わない事業に変えていく必要があると考えています。
社内ではグリーントランスフォーメーション、GXと呼んでいますが、
専門の組織であるGX推進部を設置して、事業部門と一体でエネルギー使用量を減らした低炭素での操業を目指し、生産技術の革新や設備改善を進めています。
■今後の目標・展望
イビデンの中核となる電子事業は、デジタルイノベーションの発展を支えていますが、
情報社会の発展に伴って世界中で取り扱うデータ量がどんどん増えていき、データを取り扱うデータセンターの消費電力が急増すると言われています。
最先端のICパッケージ基板は電力消費を抑制する効果が期待され、事業面からもカーボンニュートラル社会の実現に貢献したいと考えています。

一昨年、イビデンは110周年を迎え、それを機に大垣市に未来のまちづくりに向けた寄付金を贈呈し、
防災や子育て、女性活躍にご活用いただいていますが、これからも事業の発展とともに地域社会への貢献を続けていきたいと考えています。

次回は…　3月13日（水）8:30ごろ～　MORNING SPLASH 内にて

【坪井自動車鈑金 有限会社】 へ バトンを渡します。
番組を聴いて、SDGｓについて一緒に考えていきましょう！


SDGsについて、皆さんが今取り組んでいること、気になっていること
番組を聴いて感じたこと・考えたことなど、些細なことでもいいので
皆さんの「SDGsにまつわるメッセージ」も聞かせてください。

エフエム岐阜 ウェブサイト ＜メッセージフォーム＞ より
それぞれの番組宛に送ってください。

＜放送日時＞
月曜・水曜　  8:30ごろ～　MORNING SPLASH 内
火曜・木曜　18:06ごろ～　TWILIGHT MAGIC 内