岐阜県内の企業や団体の SDGs 活動現場をパーソナリティが取材し
その目的や思い・目標など、リアルな「声」をお届けします！

3月26日（木）放送分

パーソナリティ・川道良明 が
丸重製紙 企業組合　理事長・辻 晃一 さんに、お話を伺いました。
https://www.marujyu-mino.com/sdgs美濃市のうだつの上がる町並みにあるおしゃれな和紙販売店 「Washi-nary」にお邪魔しました。
和紙の原料となる楮（こうぞ）の原料問屋さんだった大きな蔵の中をリノベーションして販売店を始められました。
■主な SDGs の取り組みについて
　→地域の伝統産業なので、これを如何に継続していくかということ。
　　和紙の伝統産業全般が、衰退していっている産業になっている。
　　今までの紙作りだけという部分でいくと、持続可能性には疑問符をつけざるを得ない中で、
　　業態を変えていかないといけない。
　　製造だけの製造業から、売ることもできる製造小売業という業態に会社自体を変えていくことで、
　　直接市場に届けて、価値もしっかり届けることによって、
　　持続可能な紙産業のモデルを作り直すという目的でこのワシナリ―をスタートさせた。
■SDGs を通して良かった点
　→工場だけの形態よりも人目に触れやすくなったので、お客さんが来やすくなった。
　　働くスタッフも若い子も含めて、自分の町にこういうところができたんだよという誇りをもって
　　自分の町を語れるようになったり、ビッグチャレンジを励みにお店を始めたとか、
　　地元に戻ってきたとか、そういう若い世代が増えてきたのは、
　　取り組んできて良かったと思う最たる部分。
　　次世代につながる希望の何かになれているのではと感じる。
■SDGs で苦労した点
　→過去にない価値なので、
　　普通に考えたら上手くいかない可能性の方が、、、という話になってしまう。
　　そこをどう信じて打破していくかとか、関係者の人達に理解して支援してもらうか
　　という部分はエビデンスを見せづらい事。だから苦労する。■リスナーへのメッセージ
　→SDGs は生活とかけ離れていると感じたり、専門用語みたいなイメージを持たれる人が多いと思う。
　　だけど、不満を言っているだけでは文句になってしまう。
　　町が汚いなら皆でごみを拾えばいいだけのこと。
　　文句を言うだけの人から行動する人にならないといけない。
　　小さいことでいいので行動を起こしていくことが大事。
　　グローバルアクション！

次回は…　3月27日（水）8:30ごろ～　MORNING SPLASH 内にて

【東京海上日動火災保険株式会社・岐阜支店】 へ バトンを渡します。
番組を聴いて、SDGｓについて一緒に考えていきましょう！


SDGsについて、皆さんが今取り組んでいること、気になっていること
番組を聴いて感じたこと・考えたことなど、些細なことでもいいので
皆さんの「SDGsにまつわるメッセージ」も聞かせてください。

エフエム岐阜 ウェブサイト ＜メッセージフォーム＞ より
それぞれの番組宛に送ってください。
＜放送日時＞
月曜・水曜　  8:30ごろ～　MORNING SPLASH 内
火曜・木曜　18:06ごろ～　TWILIGHT MAGIC と