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てくてく恵那

てくてく岐阜歩き 恵那編~奇祭 送り神について~



てくてく岐阜歩き 恵那編!

恵那のいいとこ、いいもの、いいひと!いいえな発見!

今年、市政20周年や大井ダム完成100周年を迎えるなど、ますます盛り上がる恵那市!

その魅力を紹介していきます!



今日は恵那市大井町で長年行われている「奇祭 送り神」について、

大井町御所之前地区 伊藤さんにお話を伺いました。



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恵那市大井町の奇祭 送り神!

実は歴史的な資料が残っていなくて、

正確なことはわからないのですがなんでも300年以上前から行われているという話です。


祭には男女に見立てたわら人形を2体使います。

男性は少し大きく、女性は少し小さく作られていて、

それぞれ男女のシンボルがあります。

このお祭りには欠かせない神聖な人形です。



そして、もう一つこのお祭りには主役がいて、それが町の子供達!


子供達の体に「疫病神」「疫病退散」と墨で書き、

さらに朱墨で顔や体に模様を描きます。


神事では「阿弥陀堂」をスタートした子供たちが、

わら人形と共に町内を練り歩きながら地域に住む人たちの厄を落とします。



その厄除けの方法というのが、塩水をぶっかけるというものです。


住民たちが塩水をかけて、厄払いをしていきます。

子供達は疫病神を払うための「唱え言葉」を歌い、阿木川まで進んでいきます。

阿木川にわら人形を川に流して祭は終わりです。



奇祭 送り神、生で見るとすごい迫力です!



奇祭 送り神
開催場所:恵那市大井町一帯
開催時間:午後1時 阿弥陀堂出発
詳しくは・・・https://www.kankou-ena.jp/event/5213.php