MORNING SPLASH
野菜の話【マンゴー】
本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「 マンゴー 」についてお話を伺いました!
■野菜ソムリエプロについて
野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、
日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。
資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の
3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。
野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、
野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、
野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、
野菜ソムリエと言っても活動は様々です。
■「マンゴー」について
原産地はインドやマレーシア周辺だと考えられている、
うるし科のトロピカルフルーツです。
日本では沖縄県や宮崎県、鹿児島県が産地で、
国内生産量の約97パーセントを占めています。
インド・中国・タイで世界の半分ほどのマンゴーが栽培されています。
マンゴーの種類は、外皮は赤いアップルマンゴー、
黄色いペリカン(カラバオ)マンゴー、緑のキーツマンゴーなどがあり、
それぞれ沢山の種類があります。
■選び方について
国産のマンゴーは、赤いアップルマンゴーのアーウィン種が主流です。
なるべく全体が赤く色づいていて、皮にハリとつやがある物を選びます。
果皮に黒い斑点が出てきている物は熟しているため、保存せずに早めに食べましょう。
■保存方法について
まず、マンゴーは保存するより、食べごろを見極めて、
美味しい時期を逃さずに召し上がっていただきたい果物です。
国産のマンゴーは完熟で収穫されることが多いので、
買ってきてすぐに食べることもできますが、
輸入のマンゴーは、未熟な状態で輸入されることが多いです。
皮がピンと張っている物よりは、皮が少し緩んで、
ヘタの部分にしわが寄った位が食べごろです。
食べごろになるまでは、室温で追熟させて、
食べごろになったら冷蔵庫で冷やして召し上がってください。
■おすすめレシピ
せっかくの美味しいマンゴーであれば、そのまま召し上がってください。
マンゴーは、中央に平べったく大きい種が横向きに1つ入っているため、
種を挟んで3枚おろしにして、召し上がってください。
他には、ヨーグルトやカレーのルーに加えたり、
マンゴープリンにしたりするのもおすすめです。
■マンゴーの注意点
マンゴーはうるし科の植物で、体質によってはかぶれたり、
アレルギー反応を起こすことがあります。
特に皮にこの成分が多いため、ナイフで皮をむいたり、
フォークで口に運ぶと良いかもしれません。