MORNING SPLASH
野菜の話【しいたけ】
基本隔週で、野菜ソムリエプロの 横山美紀さんに、お話を伺っています!
今日は「しいたけ」について!
■野菜ソムリエプロについて
野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、
日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。
資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の
3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。
野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、
野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、
野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、
野菜ソムリエと言っても活動は様々です。
■「しいたけ」について
特にシイタケは原木栽培、菌床栽培の2つがありますが、
このどちらで栽培したかという栽培方法と、
菌をどこで植え付けしたかという原産地表示をする義務があります。
栽培方法の原木栽培は、コナラの木などの木にシイタケの菌を植え付けて栽培する方法で
より自然に近い栽培法補なので、香りや味が濃い特徴があります。お値段も張ります。
菌床栽培は、おがくずにヌカなどを混ぜて固めたものに菌を植え付けて栽培した物です。
■選び方について
艶があって、しなびていない方が新鮮です。
裏のヒダが茶色く変色している物は古くなっています。
■保存方法について
シイタケを裏返して保存すると、胞子が落ちにくく長持ちします。
温度と湿度の影響を大きく受けるため、冷蔵庫に入れた方が長持ちします。
乾燥しないようにビニール袋に入れて、野菜室に保存します。
■おすすめレシピ
シイタケはどう食べても美味しいのですが、シンプルに焼きシイタケを作る場合に
お醤油でも美味しいのですが、とろけるチーズをのせるのもお勧めです。
最初は上向きに焼き、少ししたらひっくり返して裏側を上にして焼くと、
美味しいシイタケのスープを無駄にせずにいただけます。
これからの時期はスープやお鍋に使うことも増えますが、
キノコ類は水から加熱すると旨味が溶け出ますので、必ず水の時に加えてみてください。