総文祭成果発表
総文祭成果発表インタビュー【書道部門 岐阜総合学園高校】
「清流の国ぎふ」文化祭2024
総文祭成果発表~未来へつなぐ高校生の思い~
「清流の国ぎふ」文化祭2024では県内各地で様々なイベントが開催中です。
FM GIFUでは、11/1(金)~11/10(日)に開催される
「総文祭成果発表」 展示部門に参加する高校生の皆さんのインタビューをお届けします。
今日は、パーソナリティ・山口千景が岐阜総合学園高校の生徒さんにお話をお聞きしました。
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<書道部門>
岐阜総合学園高校
書道部 横山さん
作品:臨 祭姪文稿
総文祭書道部門生徒委員長も務めた横山さん。
高校2年生の時に、下呂市を訪問して
下呂市長に話を聞いたり、調べたりしたほか、
プレ大会を行ったりして、生徒実行委員会で生徒のみんなで何をするかを
具体的に決めるなどの活動を行いました。
そんな中でご自身の作品が岐阜県の作品の代表にも選ばれ、
ずっと練習してた成果が出た感じがして、とにかく嬉しかったし、
これからも頑張りたいなっていう気持ちがいっぱいだった
と語ってくれました。
●作品「臨 祭姪文稿」
「祭姪文稿」は唐の時代に顔真卿が書いた行書の作品で、
顔真卿が安史の乱で甥が殺された悲しみで書いた作品なので、力強くてかっこいい作品。
この背景を調べた時に、一緒の気持ちになって書いたら
同じような作品が書けるかなと思って、気持ちを考えて書いた。
●難しかった点
同じ文字、似た文字が多いため
同じ雰囲気にならないように、かすれとか墨量を調節して書いたこと。
●見てほしい点
様々なかすれが出るように筆の使い方とか駆使したので、かすれに注目してもらいたい。
今回使った筆は羊毛の長鋒という 柔らかい筆。
普通のいわゆる書道の筆は、短い、馬とかイタチの毛が多く、固い線しか出ないが
羊毛の長鋒は、柔らかい線とか固い線、いろんな線を出すことができる。
どれだけ炭を含んでいてもかすれが出たりとかするため、
そのかすれの中でも調節したりして、様々なかすれが出るようにした。
また、筆圧が強いので、柔らかくて薄すぎる紙だと勢い余って
破れてしまうこともあるため、自分にあった紙を探した。
●総文祭を通して得たもの。
全国から集まる書道部の方たちと交流することで、
同じ高校生の人たちの書にかける思いや熱意を知り、とても刺激を受けた。
また多くの人の協力があったから総文祭を成功することができたため、
みんなで協力することの大切さなども得た。
岐阜県は他のバラエティに富んだ、細字や隷書体などの作品もあるので、
ぜひ、見てほしい。
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次は、11/11(月)17:15~
花いけバトル 岐阜農林高校・県立岐阜商業高校 の ステージ発表の模様・インタビューをお届けします。
<イベント>
「清流の国ぎふ」文化祭2024
総文祭成果発表~未来へつなぐ高校生の思い~
●11/1(金)~11/10(日)作品展示
[会場]アクティブG(JR岐阜駅 直通)
[時間]10:00~23:00
●11/10(日)ステージパフォーマンス/競技体験
[会場]JR岐阜駅北口 信長ゆめ広場
[時間]11:30~16:00
エフエム岐阜公開録音も行います。
イベントMC:久世良輔 山口千景/インタビュー:小島愛
この夏開催された高校生による芸術文化の祭典
「清流の国ぎふ総文2024」総文祭の感動をもう一度!
岐阜県の高校生の活躍を生で感じに来てください。
イベント詳細は<総文祭成果発表 公式ウェブサイト>をチェックしてください。