MORNING SPLASH
野菜の話【りんご】
本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「りんご」についてお話を伺いました!
■野菜ソムリエプロについて
野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、
日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。
資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の
3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。
野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、
野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、
野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、
野菜ソムリエと言っても活動は様々です。
■「りんご」について
りんごは沢山種類がありますが、
世界では1万5千以上、日本でも2000種類ほどあるそうで、
日本のりんごの約6割を生産している青森には50種類あるそうです。
色は赤が多いですが、シナノゴールドやぐんま名月のような黄色もあります。
■選び方について
皮にハリと艶があって、ずっしりと重みがある物、
色づきが良くて、軸がしっかり太いもの、ひっくり返してみて、
お尻が緑がかっている物は酸味が強い傾向があるのでお好みで選んでください。
品種によっては、皮がべたべたしている事がありますが、
これは熟して食べごろのサインです。
■保存方法について
ビニール袋に入れて冷蔵庫の冷蔵室で保存すると長持ちします。
軽くぬらした新聞紙で包んでからビニール袋に入れるとより長持ちしますし、
ベストなのはチルドです。
「ふじ」「ジョナゴールド」は比較的日持ちする品種です。
蜜入りのリンゴは甘いと言われますが、みつ自体が甘いわけではありません。
りんごに糖分が沢山蓄えられても、
まだ光合成でできた栄養が運ばれてきた時にできるのが蜜なので
甘いリンゴの証ではありますが、蜜入りリンゴは日持ちしないので早めに召し上がってください。
■おすすめレシピ
りんごはすりおろして、ソースに使うこともありますが、
すりおろしりんごと塩を炒めてソースを作り、鶏むね肉にもみこむと、
柔らかくジューシーに焼きあがるとテレビで取り上げられていたので
ソースとしての利用法もあります。