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魅力発見!大垣【守屋多々志美術館 第102回企画展】

今日は「守屋多々志美術館 第102回企画展」 について、

守屋多々志美術館 上田 朋子さんに、お話を伺いました。


「守屋多々志美術館 第102回企画展」について

大正元年に現在の大垣市船町に生まれた守屋画伯は、

同じ岐阜県出身の前田青邨のもとで伝統的な大和絵の画法や古典を学びつつ、

2年間のイタリア留学で直に触れた西洋美術の精神も取り入れました。

そして新しい日本画の境地を切り開き、

独自の画面構成と解釈で日本や海外の歴史や物語を描くことで、

昭和から平成の日本画壇において、歴史画の第一人者として活躍しました。


今回の企画展は「女性の美」というテーマです。

本展では、守屋の描いた歴史画のなかでも女性に焦点を当てた作品を紹介します。

雅なうちにも清楚で気品がある女性、時代の流れに巻き込まれながらも強く生きる女性、

周囲の悲劇に翻弄されながらもけなげに生きる女性の姿など、

多彩な女性像と美しさを描いた守屋の世界をお楽しみいただけます。


■展示の見どころ

≪ウイーンに六段の調≫という作品で、約130年余り前

明治時代中頃のウイーンが舞台になっています。


11代大垣藩主・戸田氏共の夫人極子が、

ウイーンに滞在中、ブラームスの前で箏を演奏し、

ブラームスが楽譜に書き込んだエピソードを描いています。

作品全体は紫色を主調に、黒や金がアクセントとなり、

華やかで落ち着いた空間に箏の調が流れています。

郷土ゆかりの人物をとりあげた円熟期の代表作ということで、当館でも人気の作品です。


■開催期間・アクセス

企画展は、1月11日・土曜日から3月9日・日曜日まで開催します。

また、1月11日・土曜日、12日・日曜日の午後2時からは、

学芸員による展示解説を行います。


守屋多々志美術館は、JR大垣駅南口から南へ徒歩10分の所にあります。

開館時間は午前9時から午後5時まで、入館受付は午後4時30分までです。

入館料は300円、18歳未満の方と大垣市内在住の65歳以上の方は無料です。


休館日は、毎週火曜日と1月15日・水曜日、2月12日・水曜日、

2月26日・水曜日となっています。なお、2月11日は、祝日のため開館します。 


■お問い合わせ

守屋多々志美術館 電話番号 0584-81-0801 へお問い合わせください。


◆『OGK State of Mind』について◆

「OGK State of Mind」という曲は大垣市のことを歌っている曲です。

大垣で生まれ育ったヒップホップアーティスト

「泰斗a.k.a裂固」さんが楽曲を書き下ろしてくれました。

「我が精神OGK(大垣)と共にあり。」という意味で、

大垣市内各所の魅力を歌詞にのせて、今までにない視点で紹介していて、

「大垣暮らし」の良さに気づくことができる曲なんです。

大垣市のウェブサイトでは、動画も見ることができるので、ぜひチェックしてください!