MORNING SPLASH
野菜の話し【ぶなしめじ】
本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「ぶなしめじ」についてお話を伺いました!
■野菜ソムリエプロについて
野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、
日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。
資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の
3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。
野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、
野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、
野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、
野菜ソムリエと言っても活動は様々です。
■「ぶなしめじ」について
ぶなしめじは、茶色くて、軸が短く、こんもりした株が一般的です。
最近は軸が長いぶなしめじが開発されました。えのきタイプのぶなしめじです。
軸部分がシャキシャキで、てんぷらや肉巻きに使うことができるようになり用途が広がりました。
ぶなしめじは茶色い物がメジャーですが、真っ白なブナピーもあります。
ブナピーの特徴はオルニチンが豊富です。
オルニチンはお酒対策のイメージが強いですが、
成長ホルモンの分泌を促すと考えられているので、成長期のお子さまや、筋力をつけたい方にお勧めです。
他にもぶなしめじには、ビタミンDやビタミンB群が豊富で、低カロリーです。
ビタミンDは、冬はお肌を日に当てることがあまりないので、特に冬に不足しがちです。
その働きは、コラーゲンを作る際にも必要になりますし、骨にも必要な成分でもありますが
免疫機能を調節する働きもあるので、風邪やインフルエンザの予防にもなると考えられます。
■選び方
傘がコロンと丸く、開きすぎていないもので、傘や柄の部分に弾力があり、
柄が太くて短い物がお勧めです。
色の濃さや傘の大きさは気にしなくても大丈夫です。
■保存方法
冷蔵庫の野菜室に保存しますが、水分が大敵のため、
キッチンペーパーで包むなどすると日持ちがよくなります。
根元の石づきを切り落としてほぐし、冷凍保存もできます。
冷凍にすることで旨味が増える特徴があるので、あえて冷凍にすることもできます。
■おすすめレシピ
加熱して食べる食材ですが、火が通りやすく、
炒め物、スープ、パスタ、ホイル焼き、和え物など万能に使える食材ですが、
一番お手軽に作る事ができるのはお浸しです。