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MORNING SPLASH

野菜の話し【にんじん】

本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「にんじん」についてお話を伺いました!

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■野菜ソムリエプロについて

野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、

日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。

資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の

3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。

野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、

野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、

野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、

野菜ソムリエと言っても活動は様々です。


■「にんじん」について

にんじんは通年流通していますが、11月~3月の冬にんじんは実が引き締まって、

加熱すると甘みがでて美味しい時期です。

にんじんの皮にあたる部分は、とても薄い膜の事で、

出荷前ににんじんを洗浄する段階でほとんどはがれてしまうので、それ以上に皮を剥く必要はありません。

わずかですが、皮のような部分は栄養が多いので、その部分を剥いてしまうのはもったいないですし、

ゴミも増えるので、ぜひそのまま召し上がってください。



■選び方

表面がつるりとしてつやがあり、色が濃く鮮やかな物を選びます。

表面がつるりとしているのは大事で、表面があれている物は甘みが少なくて味も落ちます。

葉を切り落とした断面が黒ずんでいたり、

緑の葉が成長しているものは収穫から時間が経っているので避けます。


■保存方法

一本ずつラップに包んで入れて冷蔵庫で立てて保存します。

にんじんは水分が抜けると味が落ちるので、

お店で選ぶときも袋に水滴がついている物はさけますが、

ご家庭でも水滴が出ないように保存すると、鮮度を保つことができます。

冷凍保存する場合は、食べやすい大きさにカットして冷凍にしますが、

薄切りの場合は生のまま冷凍が可能です。

乱切りなど大きめにカットした場合は、下茹でしてから冷凍にすると食感を損ないません。


■おすすめレシピ

オレンジがきれいなので、彩として使われることが多いかもしれませんが、

小松菜・ぶなしめじと一緒にナムルは良く作ります。

にんじんをすりおろして、フライパンで炒めてお醤油とはちみつで

味付けしたにんじんのそぼろをご飯に乗せても美味しいです。

豚の生姜焼きには玉ねぎが定番ですが、

にんじんをピーラーでリボンのように細長く切って炒めた付け合わせも美味しいです。