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郡上市 郡上踊り!
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郡上市 郡上踊り
郡上の夏、日本の夏、「郡上おどり」「白鳥おどり」の季節が
やってきました!
今年の郡上おどりは、7月9日(土)、
白鳥おどりは7月16日(土)に開幕します!
白鳥おどりは、7月16日から9月24日までの18夜、
白鳥の街中で、踊り会場を変えながら行われます。
8月12日は徹夜前夜祭で午前1時まで、お盆の3日間は午前4時頃までおどります。
白鳥おどりの特徴は、郡上おどりに比べて非常にテンポが速いです。
テンポが速く軽快なリズムですので、別名「白鳥マンボ」とも呼ばれます。
都会ではクラブというものがあって、若者がクラブで踊っているようですが、
田舎のクラブは間違いなく、この白鳥おどりです。
白鳥おどりでは、地元の若者が自分なりのおどりで、時には裸足で飛び跳ね、
掛け声を出し、楽しみます。もちろん、地元の方だけではなく、
観光客の皆さんも自由に踊れますよ。
踊りの振り付けは、非常に簡単です。どの動作も、見よう見まねで手を動かし、
足を動かしているうちになんとなく踊れるようになってきますので、
臆することなく、是非踊りの輪に飛び込んでみてください。
そして、周りの人の真似をして、大きな声で掛け声を出していると、非常に心が高揚してきます。
世栄という踊は、白鳥おどりの中でも最速の踊りです。
ゲタをカンカン鳴らし、掛け声をあげ、まさにクラブです。
特に徹夜おどりのときは、非常にテンポが速くなります。
若者たちも、踊りの輪の中に、もう一つ小さな輪を作りグルグル飛び跳ねます。
是非とも一度体験していただきたい踊りです。
・白鳥おどりの拝殿おどり
白鳥おどりの原型と言われている踊りで、神社の拝殿にキリコを吊るし、
太鼓や笛、三味線などの鳴り物はなく、唄い手の唄と下駄の音で踊る素朴な踊りです。
江戸時代中期の資料によると、お盆になると近隣の若者たちが集まり、
拝殿の床を蹴る下駄の音に合わせて踊っていたようです。
踊りは、町で踊る白鳥おどりと基本的には同じ踊りなんですが、
手は肩より上げないよう、足重視で踊ります。
もちろん一般の方も参加できます。白鳥おどりでは踊らない曲もありますので、
是非おどりに来てください。
白鳥の拝殿踊りの起源は、はっきりしませんが、
享保8年(1723年)7月9日に、お奉行より白山中宮長滝寺で盆踊りを
停止する命令があったという記述があり、これ以前から盆踊りが踊られていたことがわかります。
中止命令がくだされても、未だにこの踊りが続いているということは、
隠れて踊っていたことが推測され、逆にこの日を発祥の日とし、
長滝白山神社の拝殿で、期間中の安全を祈願する発祥祭行います。
神事は、午後7時から、8時から踊りが始まります。
詳しくは、郡上市Hpを、ご覧ください。