GIFUコレ！情報局４２

■七宗町　岐阜県博物館協会創立５０周年事業のイベント

「原石から見る縄文･弥生時代の石器展」

７月１６日(土)から８月３１日(水)まで

日本最古の石博物館で開催されます。

ちょうど夏休み期間中ですので、

お子さんの自由研究の題材としてもピッタリの内容となっております。

石器とその材料となった原石を展示するだけではなく、

それらが見つかった地域を示し、石器のルーツが見えてくる展示となっております。

（例えば●●地域の石器は××地域の石を加工して作られたものだというように）

縄文時代や弥生時代のような昔の時代でも、

石器と原石を巡る県内外の集落同士のつながりがあり、

物々交換のような経済活動の原点ともいえる行為が行われていたことが分かるんですよ。

紹介したいものがいくつかあるんですが、２つ紹介させてください。

１つめは、やはりなんと言っても七宗町で発見された石器たちです。

七宗町では、畑や田んぼで沢山の石器が見つかっているんです。

そのほとんどが赤色のチャートという石でできていて、

矢の先に付ける先のよう尖っていて見事なものです。

もう１つは、中津川で発見された水晶で作られたやじりです。

遙か昔に作られたものとは思えないほど、美しく精巧に作られており、

古代人の技術レベルの高さを感じられると思います。

ぜひイベント開催期間中に博物館を訪れて、この目でご覧いただきたいですね。

・日本最古の石博物館までのアクセス方法

車の場合は東海環状自動車道美濃加茂ＩＣから国道41号線を使い約15分、

電車の場合はＪＲ高山本線上麻生駅より徒歩15分となっております。皆様のご来館をお待ちしております。

詳しくは、日本最古の石博物館を、ご覧ください。