GIFUコレ！情報局４２

■瑞浪市　細久手宿・大湫宿　国の登録有形文化財修復見学会

瑞浪市の北部にも中山道が通っており、

大湫宿と細久手宿の二つの宿場があります。

　一般的にはあまり有名ではありませんが、瑞浪市内の中山道ルートは

琵琶峠などの石畳の道や当時の旅人が距離の目安とした一里塚などの史跡が現存しており、

ウォーカーに人気の区間です。

細久手宿には大黒屋という旅館が残っており、

ここは国指定の文化財となっていますが、なんと現在でも宿泊することができます。

また、コースランチも食べることができ、

季節の食材をふんだんに使ったメニューがとても面白いです。

コースランチは予約が必要なのでご注意ください。

大湫宿は、樹齢1300年の大杉や本陣跡、

脇本陣等の古い建物が多く残っています。

お店こそ少ないですが、建物の趣きを眺めながら歩くことができる宿場です。

ただ、近年は建物が老朽化してきており、

瑞浪市でも寄付してもらった建物を現在修復しています。

今回、祝日である８月１１日（木曜日）にその建物の現場見学会を開催します。

この修復中の建物は、旧森川訓行家住宅という建物で、

国の登録有形文化財に指定されています。文化財の修復なので、

単なる新築住宅の見学会とは一味違います。

柱や瓦などで壊れてしまったものは、新しい材料で同じ形・色にして元通りに直します。

今回の展示には、残っていた瓦と新しく作った瓦などがありますので、

職人の技術による復元力をその目で確かめに来てください。

時間は、午前が10時から12時まで、午後が午後１時から４時までです。

・現場見学会へのアクセス方法

大湫宿旧森川訓行家住宅現場見学会へは、大湫コミュニティーセンターを

目安としてお越しください。臨時駐車場として、旧大湫小学校を開放しています。

中央自動車道　瑞浪インターチェンジより２５分です。

詳しくは、瑞浪市Hpを、ご覧ください。