GIFUコレ！情報局４２

■美濃加茂市　堂上蜂谷柿■

美濃加茂市で作られる世界一の干し柿「堂上蜂屋柿」も、

収穫の時期となりました。

堂上蜂屋柿の「堂上」とは天皇をはじめ皇族に献上され

食されることを許されたもののことを指し、

堂上蜂屋柿は１０００年以上の歴史を持ち、信長や秀吉、家康など

時の権力者もこよなく愛してきた逸品です。

現在では、食の世界遺産に認定されており、世界一の干し柿です。

堂上蜂屋柿と認められるものは以下の２点が守られたものです。

①美濃加茂市蜂屋町原産の「堂上蜂屋」の保存木を接ぎ木した

蜂屋柿の実を使って作られた物

②堂上蜂屋柿振興会の会員に受け継がれた技法で作られた物

まず、収穫までのこだわりを紹介します。

毎年５月～７月に摘らい・摘果します。１本の枝から１個の柿を選び

余分な蕾や形の悪い実を取り除きます。選び抜いた１個に、

養分が集中し大ぶりの柿に成長し、

１個２５０～４００ｇ前後の大玉となり１１月上旬から収穫が始まります。

次に、伝統の技法を紹介します。

干し柿作りはすべて手作業で行われ、専用の道具を用いた「皮むき」、

乾燥状態を確認しながら柿を一つ一つなでていく「手もみ」、

専用の刷毛で表面をなでて、糖分を浮き上がらせる「ニオボウキがけ」、

このような作業を日々の天候に合わせて、毎日、４０日間行うことで、

極上の干し柿が出来上がります。

・堂上(どうじょう)蜂屋(はちや)柿(がき)の味の特徴　

糖度が５５％～６５％と非常に甘い。（メロンの甘いもので１８％程度）

ドライフルーツではなく、中はとろりとした半生菓子のような舌触りを感じられる。

年間約(およそ)５０００箱と数量が限られているため基本的には予約販売のみとなります。

例年、１２月１日午前８時３０分から、JAめぐみの蜂屋支店で予約が開始されます。

店頭にお並び頂くか、電話、０１２０－８８２－７３１で、ご予約下さい。

贈答用として毎年買われる、リピーターの方も多くいらっしゃるそうで、

本物の堂上蜂屋柿は、地元に住んでいてもなかなか食べられない、

幻の逸品ではありますが、世界一の干し柿を、ぜひ一度、ご賞味下さい。

詳しくは、美濃加茂市HPを、ご覧ください。

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