GIFU コレ！情報局４２

■富加町　歴史漫画『夕雲(ゆうぐも)の城(しろ)』■

美濃加茂市・坂祝町と共同してマンガと資料集が一緒になった本を

作成し、３月に完成します！

この周辺は織田信長の美濃攻略の非常に重要な転機となった場所であるため

その歴史を多くの人、特に地元の子ども達に知ってもらうためにマンガにしました。

・核心の織田信長の美濃攻略について

各務原市の鵜沼城、坂祝町の猿啄城、富加町の加治田城、美濃加茂市蜂屋と

富加町の境にある堂洞城が舞台になります。

信長がまず攻め込んだのが鵜沼城です。その後、猿啄城・堂洞城へ攻め込むのですが、

加治田城の城主である佐藤紀伊守という武将は、「時代の先を読む力」を持っていたので、

勢い確かな織田信長に味方しました。

その後、信長自ら堂洞城へと攻め込み、城は落城してします。

信長によって城に火を放たれて、城主の岸勘解由という武将は

討ち死にあるいは自害したと伝わります。

いろいろな悲劇的なエピソードが伝わっていますので、

それらを元にマンガにしました。難しそうですが、漫画なので楽しんで読めますよ。

５００円にて販売します。ただ、美濃加茂市・坂祝町・

富加町の子ども達には無償で配布します。

また、発刊記念イベントとして、来月に富加町で記念講演会とトークショーを開催。

この日は特別にマンガの先行販売も行います。

なお、一般販売は４月からとなりますのでよろしくお願いします。

・記念講演会

３月１１日（土）午後１時からタウンホールとみか大ホールで、

東京大学史料編纂所の金子拓(ひらく)先生を招いて、記念講演会と

トークショーを開催します。

織田信長の美濃侵攻も描いてある『信長(しんちょう)公記(こうき)』という書物を紐解きます。

・トークショー

講演会だけでは敷居が高いイベントかなと思いましたので、

誰でも気軽に参加できるようトークショーも設けました。

当日は金子先生を始め地元の文化財関係者が集まり、美濃攻めの概要・

地元に伝わる伝承・マンガ製作の裏話などについて話される予定です。

詳しくは、富加町HPを、ご覧ください。