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本巣市 淡墨桜
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■本巣市 淡墨桜■
本巣市の淡墨桜は、エドヒガンという
彼岸桜の品種のひとつで、
非常に長寿の桜として知られています。
全国的に見て、エドヒガンに分類される桜は
数多くありますが、その中でも淡墨桜は日本を代表する
エドヒガン桜の名木と言われており、非常に有名な桜です。
蕾の時は、薄いピンク、満開になるとつややかな白色、
そして散り際になると特異な淡い墨色を帯びることから、
淡墨桜と呼ばれています。
淡墨桜は、継体天皇お手植え伝説のある、
樹齢1,500余年を誇る一本桜なんです。
日本三大桜の一つで、国の天然記念物に指定されています。
大正時代初期に衰えを見せ始めた淡墨桜は、
昭和20年代には3年以内の枯死は免れないだろうとの
診断を受けました。
しかし、前田利行医師や作家の宇野千代女史、
地元保存会の方々の尽力によって、
根接ぎやシロアリ駆除、幹の補強などを施され、
なんとか枯死の危機を乗り越え、
現在も毎年綺麗な花を咲かせています
開花の時期は、3月下旬から4月10日過ぎと年により幅があるのですが、
今年は4月上旬ではないかと予測されています。
それに伴って、見頃は4月10日前後ではないかと思われます。
天気がよければ、1週間ほど見頃が続きますよ。
・淡墨桜ライトアップ
なんと本巣市の淡墨桜は、日没後に樹勢に影響を与えない
LED照明を使用した
ライトアップが行われるんです。
桜が浮かび上がるように設計されているので、
昼間の雰囲気とはまた違った、
非常に幻想的な淡墨桜を見ることができますよ。
・淡墨公園までのアクセス方法
公園周辺には駐車場がありますが、
ピーク時は大変混雑しますので、
樽見鉄道のご利用をおすすめします。
JR大垣駅から樽見鉄道に乗り換えて約1時間、
終点の樽見駅で下車して徒歩約15分です。
なお、4月1日から16日まで、
桜ダイヤとして本数を増やして運行します。
お車でお越しの場合は東海環状自動車道大垣西ICから約60分、
もしくは名神高速道路 岐阜羽島ICから約70分です。
詳しくは、本巣市HPを、ご覧ください。