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川辺町 他にはないお祭り
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■川辺町 春の奇祭シリーズ■
・4月1日開催の「桶川まつり」
物乞いの前で、赤飯をひっくり返して豊作を祈願したお祭りです。
江戸時代から続く言い伝えによると、
この桶川の地域に飢饉が続いていた時に、
物乞いに赤飯を与えたところ、
豊作になったことから、物乞いは神様の使者であったと
言われていまして、このお祭りが終わると地元では、
稲作の準備に入ります。
・4月8日・9日には、太部古天神社の春の祭礼です。
山車曳や、獅子舞も見どころですが、
江戸時代から続く神事で、朝6時に天神社の使者である、
はい王が獅子を伴い、地元の造り酒屋へお神酒を買いに行く儀式
「酒買いの儀式」が行われます。
店に入ると、沛王は十二文を出して、「酒をくれ」というと、
「一文足らんから酒は売れん」
「そんな筈はない もう一度勘定しろ」
「・・・よし それでは酒を売 ろう」と8分目ほど酒を入れて渡すと、
沛王は徳利の口に指を突っ込み、
「指が濡れないもっと入れろ」と言います。
そこで主人が酒を入れると「指がぬれたからこれでよい」と言って、
徳利を頭上にして大見得を切ります。
実際にはこのやりとりはしゃべることなく
すべてパントマイムで行われるのでとても
愉快なお祭りになっているんですよ。
・阿天志奈神社の祭礼
4月15日16日に、阿天志奈神社で、
猿田彦の面に赤栗色の装束をつけた神男が、
無病息災を願って参拝者の背中を榊の枝で打ってまわる
「蠅追い神事」が行われます。
蠅追い男と獅子の掛け合いや、山車曳きなども見どころですよ。
川辺町には、他にはない奇祭が
春を一段と楽しくしてくれます。
詳しくは、川辺町HPを、ご覧ください。