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八百津町 久田見まつり
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■八百津町 八百津祭り&久田見まつり■
4月8日(土)・9日(日)開催の「八百津祭り」
4月16日(日)開催の「久田見祭り」
・八百津祭り
今から約340年前、1676年・延宝4年からです。
八百津にはかつて、木曽川最上流の綱場があり、
上流から流された大木をこの綱場で筏(いかだ)にし、
愛知県や三重県へと運搬しました。
八百津祭りは、川湊で栄えたこの町を象徴する、
「山車」のあるお祭りなんです。
山車自体が町内を練り歩く「動」の祭りです。
山車は本郷・芦渡・黒瀬に分かれ、
3台合わせると巨大な船の形になります。
船首は芦渡で軍船を、胴中は本郷で筏を、
船尾は黒瀬で商船を形取っています。
1つの山車が、長さ12m、高さ6.2m、幅3.4m、
重さ4tもあります。この巨大な山車は釘を使わず、
藤づるでしめながら組み立てられます。
山車の彫刻には、尾張藩おかかえの彫り師 早瀬長兵衞作の物もあります。
太さ9㎝・長さ70mの大縄を200人で曳き、山車を動かします。
そして、地元の若者で形成される「16人衆」が山車の周囲に位置し、
指揮者の号令で左右に、時にはその場で
一回転させるように動かします。綱曳きには毎年、
地元の八百津高校生も参加しています。
8日土曜日の試樂では、午後2時頃に八百津大橋上で3台の
山車が集合し、合体します。
9日日曜日の本樂では、10時30分に役場の前に山車が集合した後、
11頃から産土神の大舩神社に向けて出発します。
出発してすぐ、十六銀行前の直角交差点「カンカン場」では、
道幅ギリギリ・屋根スレスレに山車が曲がるので、
見てるだけでもスリル満点で、この祭りの大きな醍醐味の一つです。
さらに、大舩神社へ上がる石畳の上り坂では、
30度の傾斜を上げるために力を一つにする曳き手、
そしてそれを見守る大勢の観客が海に見え、
まるで大船が大波を越えていくかのような大迫力の光景です。
・会場までのアクセス方法
東海環状道「可児御嵩I.C」から県道83号「やおつトンネル」経由、
約10分で八百津町ファミリーセンターの無料駐車場に到着します。
駐車場は約450台収容でき、八百津町役場まで徒歩5分の距離にあります。
詳しくは、八百津町Hpを、ご覧ください。