GIFUコレ!情報局42
可児市 人間国宝 荒川 豊蔵の陶房や窯初公開
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■可児市 荒川 豊蔵作陶の地一般公開■
日本で焼かれた茶碗のうち、
国宝に指定されているのは2つしかなく、
そのうちの1つ「志野茶碗銘卯花墻」が、
可児市で焼かれたと言われています。
そして、志野筍絵の陶片を発見したことで、
久々利大萱で桃山時代の窯跡を発見し、
その再興に尽くしたのが、人間国宝の荒川豊蔵です。
その「荒川豊蔵作陶の地、一般公開」が、
4月28日(金)から始まります。
荒川豊蔵資料館は以前から一般公開されていましたが、
豊蔵の実際生活していた居宅やその周辺、
作陶していた陶房などは非公開でした。
今回、皆さんに豊蔵の実際の暮らしを
体感していただきたく、
この非公開エリアを一般公開いたします。
豊蔵の居宅や陶房などを、豊蔵が実際生活していた
当時の環境に近い形で復元いたしました。
また、豊蔵が人生の節々に建立した石碑や、
豊かな里山の自然も楽しむことができ、
自然と共生した豊蔵の暮らしを体感いただけます。
一般公開を記念して、4月28日(金)から5月7日(日)まで、
期間限定企画も実施します。この特別期間にご来場いただいた方に、
日替わりで記念品を差し上げます。
また、この期間限定で特別に豊蔵の窯を公開します。
さらに、5月1日(月)と2日(火)は、
その窯の内部をタブレット端末を使って3D画
像で鑑賞する企画も行います。
4月28日(金)および5月6日(土)には
居宅の床の間に豊蔵の作品を展示し、
ガラス越しではない作品を鑑賞していただけます。
また、5月7日(日)には、
豊蔵のお孫さんである荒川広一さんによる、
ロクロ実演を行います。他にも
今回、一般公開を記念して、
5ポイント貯まると記念品が貰えるポイントカードの
配布もいたしますので、是非この地に何度も訪れていただき、
美濃桃山陶の聖地のファンになっていただきたいと
願っています。
特別期間、4月28日(金)から5月7日(日)は、
荒川豊蔵資料館の駐車場に限りがありますので、
可児駅と市役所、郷土歴史館からシャトルバスを運行します。
詳しくは、可児市HPを、ご覧ください。