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美濃市 今年の落ちは?
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■美濃市 美濃流し仁輪加■
5月3日(水)から5日(金)の午前11時からと
午後2時からの各30分程度、うだつの町並みの中に
位置する、観光協会前のポケットパークで行われます。
「仁輪加」とは、
落ちのある即興の喜劇のことで、江戸時代の中ごろ、
京都、大阪、江戸で流行ったそうです。
美濃には、江戸時代末に伝わり、「美濃仁輪加」は、
お囃子を演奏しながら、町の辻辻で演奏していくので、
「流し仁輪加」と呼ばれています。
毎年、より面白いものを演じようと町内対抗で盛り上がっており、
地元の人々は勿論、演じる側の楽しみにもなっています。
毎年、美濃まつりの両日夜、仁輪加コンクールが開催され、
各町内で競って順位を決めます。
・聞きどころ
「落ち」です。この「落ち」で、仁輪加の評価も変わります。
多くは、「地口落ち」と言って同じ発音でも意味の違う
言葉の掛け合わせが一般的です。
例えば「菓子屋のことなら、いい餡(案)が作れるなど、
あんこの餡と提案の案をかけたりします。
落ちのあと、「エッキョウ」と大声で叫んだら、終わりです。
その後は、仁輪加囃子の演奏がありますが、この仁輪加囃子も、
美濃全体で30曲ほど残されています。
これは全国的にも珍しいそうです。
この「仁輪加囃子」も楽しんで下さいね。
詳しくは、美濃市観光協会Hpを、ご覧ください。