今週も「GREEN WEEK」！

ということで、新緑の季節、自然いっぱいのスポットを紹介します。

この時間は、郡上市和良町(わらちょう)をピックアップ！

和良町といえば、釣り好きな人は、

和良(わら)川(がわ)で捕れる鮎【和良(わら)鮎(あゆ)】が思い浮かぶのではないでしょうか。

木曽川水系・馬(ま)瀬川(ぜがわ)の支流である和良川は、

2008年に「平成の名水百選」に選ばれたほか、

オオサンショウウオの生息地としても知られています。

源流部にある河川としては温暖で、

アユの餌となる良質な藻類(そうるい)が良く育つことから、

香り豊かな美味しい鮎が育つんだそうです。

それを証明しているのは、鮎の味で河川を決める「清流めぐり利き鮎会」。

和良鮎はグランプリを3回（2002年、2009年、2014年）。

準グランプリを4回（2003年、2007年、2011年、2013年）と、

最多受賞を誇っているんです。

そんな和良川での鮎釣りの解禁が迫ってきました。

特別解禁は、今週末　５月２７日（土）と２８日（日）。

一般解禁は、６月１０日（土）からとなります。

和良川漁業協同組合のウェブサイトから

「和良鮎友釣り便利マップ」がダウンロードできます。

このマップには、釣りにまつわる情報の他、飲食店や、

和良鮎の取扱いのあるお店なども掲載されています。

便利なマップを手に、鮎釣りに出かけましょう。

さらに、和良町にお出かけの際には、

こんなものもチェックしてみてはいかがでしょうか？

それは、戸隠(とがくし)神社の【重ね岩】。

大きな岩が２つ重なっていることから、この名前が付いているんですが、

なんと下の岩は推定１４４トン。

上の岩は推定４２トンという重さがあるのに、

上の岩は片手でグラグラと動かすことができると言われています。

現在では保護のため、岩に触れることができないので、

実際にどうかはわかりませんが、

それが嘘ではないと思わせる伝説も残っています。

その昔、伊勢の天(あま)の岩戸(いわと)に天(あま)照(てらす)大御神(おおみかみ)が閉じこもってしまったため

世界は暗闇になってしまいました。

明るさを取り戻すため、手(た)力雄(じからお)命(のみこと)が岩戸(いわと)を開けた時、

あまりの強さに岩が割れて、

その片割れがこの地まで飛んできたと伝えられています。

この重ね岩も見てみたいですね。