GIFUコレ!情報局42
土岐市 美濃焼の歴史に触れよう
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■土岐市 土岐市美濃陶磁歴史館■
土岐市は、1300年以上も、
やきものの産地として発展してきました。
特に、400年前に京都や大阪で
茶の湯が流行した際に、
お茶の道具や会席の器として、
志野や織部といった美濃焼が
一世を風靡したそうです。
その頃の陶器を「美濃桃山陶」と言い、
「土岐市美濃陶磁歴史館」では、土岐市の窯跡から
発掘されたものを中心に展示を行っています。
今回は、やきものの作り方に着目し、
「やきものの型」というテーマで
企画展を開催しています。
型を使うと、いろんな形の陶器を
作ることができるんです。
型には、四角形や六角形、
貝殻の形や、もっと複雑な形を
したものもあるんですよ。
あらかじめロクロで作った素地と言われるものを、
型にかぶせて形を整えたり、タタラと呼ばれる、
薄い板状の粘土を型に押し当てたりして、
形を作るんです。
美濃焼は、形や色が様々で、
「粋なやきもの」なんですよ。
展示品の中には、ハートの形をしたものや、
色の違う2種類の土を合わせて作られたものなど、
おもしろいやきものがありますので、
ぜひ、土岐市美濃陶磁歴史館に足を運んでいただき、
当時の「粋なやきもの」がどうやって作られたかを、
ご覧ください。
・アクセス方法
電車では、JR中央線「土岐市駅」で
下車していただき、徒歩10分です。
お車では、中央自動車道「土岐インター」から
約10分、東海環状自動車道
「土岐南多治見インター」からも
約10分です。
詳しくは、土岐市美濃陶磁歴史館HPを、
ご覧ください。